湾岸道路

わんがんどうろ|----|----

湾岸道路

レビューの数

1

平均評点

59.8(21人)

観たひと

28

観たいひと

2

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1984
公開年月日 1984/9/29
上映時間 100分
製作会社 東北新社=幻燈社
配給 東映クラシックフィルム
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督東陽一 
脚本金秀吉 
東陽一 
原作片岡義男 
企画植村伴次郎 
前田勝弘 
製作植村伴次郎 
前田勝弘 
撮影川上皓市 
美術間野重雄 
音楽一柳慧 
録音久保田幸雄 
照明磯崎英範 
編集市原啓子 
助監督天間敏広 
スチール庄司茂 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演草刈正雄 杉本健介
樋口可南子 杉本芙美子
小林薫 中村
マリアン キャサリン
清水健太郎 佐々木
風祭ゆき ゆかり
佐藤仁哉 斉藤
長門裕之 長沢先生
観世栄夫 穴掘りの男
ウガンダ 腹の出た中年男
池波志乃 中島美智子(「桂」のママ)
松橋登 カードの男
原田大二郎 上司・谷沢
草笛光子 杉本郁子

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

突然、夫に別れを告げられた妻が、バイクのライディングをおぼえ、夫と同じように湾岸道路を旅立っていく姿を描く。片岡義男の同名小説の映画化で、脚本は「セカンド・ラブ」の東陽一と新人・金秀吉の共同執筆。監督は東陽一、撮影も同作の川上皓市がそれぞれ担当。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

スポーツクラブで、ボディ・ビルのインストラクターをしている杉本健介は、結婚して二年。妻・芙美子は、一部上場会社の総務部庶務課に勤めている。ある日、二人は愛車クライスラー・コルドバで、霧の箱根山荘へ向った。その途中、健介は芙美子を叱責した。彼があこがれているハーレー・ダビッドソンのビッグ・バイクの頭金を支払おうとした時、銀行口座の残高ゼロを知ったからだ。今回が初めてのことでない。芙美子のクレジット・カードの枚数は31枚になっている。しかし、二人の仲は険悪になったりはしなかった。健介のインストラククー仲間は、ゆかり、斉藤、水泳のインストラクター佐々木など、皆気さくで彼は仲間も職場も気に入っている。健介と芙美子は、しゃれた会話を交わし、連れだって食事に出かけたりと幸福な生活を送っていた。クラブ「桂」のホステスのピンチヒッターとして店に出た芙美子は、たちまち客達の注目を集めた。そんな芙美子に「桂」のママは、彼女に金を払う客を紹介した。それを告げられた健介は、「愛してやれ」と言う。箱根のホテルで一晩15万円。健介が芙美子をホテルまで送って行く。週2日、芙美子はクラブに勤めだし、たまに郊外のホテルへ出かけてと、銀行の残高を気にせず好きなものを買い求めることができるようになった。二人の生活は今までどおりだったが、健介の心の中に、空虚なものが広がっていく。そんなある日、唐突に健介は芙美子に別れを告げた。オートバイで日本中をさすらうという。スポーツクラブのプールで戯れた後、芙美子は別れを了解した。健介はマンションの部屋を売りはらって、幼なじみの中村からハーレー・ダビッドソンを手に入れた。出発の日、芙美子をタンデム・シートに乗せ大井埠頭に向い、そこで別れた健介は、湾岸道路を旅立って行った。残された芙美子は、自分がくやしかった。ひと月たったが、健介からは何の連絡もない。芙美子は、中村やその妻キャサリンにコーチしてもらい、バイクのライディングテクニックをおぼえていった。一年後、芙美子は会社をやめ、健介と同じように湾岸道路をハーレー・ダビッドソンに乗って出発した。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1984年12月上旬号

日本映画批評:湾岸道路

1984年11月上旬号

日本映画紹介:湾岸道路

1984年10月上旬号

グラビア:湾岸道路

「湾岸道路」撮影ルポ:

2016/10/10

2016/10/10

50点

レンタル/東京都/TSUTAYA/SHIBUYA TSUTAYA/VHS 


80年代風形(かたち)至上主義は劣化していく

スタイルではなくスタイリッシュが厄介なように、80年代的気分という衣裳を纏った新しい形の夫婦像は、感情移入するのが厄介だ。当時圧倒的に輝いていた樋口可南子は、「痴人の愛」の安田道代にも「昼顔」のカトリーヌ・ドヌーヴにもなれず、台詞の表面を上滑りしたまま納豆定食にたどり着く。