ダブルベッド

だぶるべっど|----|----

ダブルベッド

amazon
レビューの数

8

平均評点

68.5(57人)

観たひと

96

観たいひと

9

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル エロス
製作国 日本
製作年 1983
公開年月日 1983/8/5
上映時間 102分
製作会社 にっかつ
配給 にっかつ
レイティング R指定
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督藤田敏八 
脚本荒井晴彦 
原作中山千夏 
企画成田尚哉 
山田耕大 
企画協力近藤治夫 
プロデューサー岡田裕 
撮影安藤庄平 
美術佐谷晃能 
音楽宇崎竜童 
録音福島信雅 
照明島田忠昭 
編集井上治 
助監督加藤文彦 
スチール井本俊康 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演大谷直子 加藤雅子
石田えり 三浦理子
柄本明 山崎徹
岸部一徳 加藤敏之
高橋ひとみ 三浦由子
緋多景子 おばさん
石岡啓一郎 太郎
中村れい子 正子
赤座美代子 上野の妻
鈴木清順 飲み屋の男
吉行和子 飲み屋の女
趙方豪 図書館の男
野上祐二 男イ
中川明 男ロ
藤木悠 テレビドラマの中年男
北詰友樹 テレビドラマの中年男

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

中年を迎えつつある夫婦と、夫の友人とその若い愛人たちの性的な日々を描く。中山千夏の同名の小説を映画化したもので、脚本は「時代屋の女房」の荒井晴彦、監督は「ダイアモンドは傷つかない」の藤田敏八、撮影は「人生劇場(1983)」の安藤庄平がそれぞれ担当。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

昔の仲間の葬儀に出席した敏之と雅子の加藤夫妻は、その帰路、かつてよく顔を出した飲み屋に寄った。二人はそこで、やはり昔の仲間で作詞家をしている山崎徹とその女、三浦理子に出会う。店を出ると、理子は帰り、三人は加藤のマンションで飲み続ける。徹の詞はラブホテルでの男と女を描くのが多く、そのレコードをバックに流した。敏之が眠ってしまうと、徹は雅子の体に手をはわせ、乳房を掴む。徹はそこでやめてしまい、おさまらない雅子は敏之とセックスする。徹は加藤のマンションを後にすると、理子のアパートに向うが彼女はおらず妹の由子がいた。由子は大学の映研に所属しており、セックスの経験はまだない。数日後、徹は雅子と外で飲み、そのままラブホテルに入り、体を重ねた。一方、図書館に勤める理子も、若い男に声をかけられ、関係を持った。理子はセックスの欲望に体がうずくが、精神的な愛に飢えており、徹にあきたらないのだ。ある日、TVドラマを製作する敏之が家を空け、雅子は徹を呼び込み、ダブルベッドで激しいセックスに溺れた。翌朝、セックスの余韻がさめない二人のところに、ロケが中止になったと敏之が帰って来た。妻の浮気に愕然とする敏之だが、自分も浮気しており、離婚はしたくないという。暫くして、雅子は徹の部屋に転り込み、妻のようにふるまう。その頃、生理もなく、理子は暗く落ち込んでおり、彼女のアパートを訪ねた徹は、明るい雅子とは対象的な理子の姿に一緒に住む決意をする。その頃、主の帰らない徹の部屋で雅子はすし屋の店員とセックスをしていた。彼女は浮気心にとりつかれているようだ……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1983年9月下旬号

日本映画批評:ダブルベッド

日本映画紹介:ダブルベッド

1983年8月下旬号

〈グラビア〉撮影現場訪問:「ダブルベッド」

2024/03/28

2024/03/28

65点

テレビ/有料放送/WOWOW 


「花腐し」に繋がる世界

中山千夏の原作は未読だが、荒井晴彦による脚色は、どこまでが原作に忠実なのだろう。日活ロマンポルノの1本として公開された当時は、大谷直子が脱いだので話題になった記憶がある。心中した男性の葬式(妻は赤座美代子)から始まり、ピンク女優(高橋)のロケが出てくるのは、「花腐し」('23)と同じ。大谷直子をめぐる柄本明と岸部一徳の三角関係。三角関係は荒井の実体験か。赤座美代子のキャスティングも含めて、「花腐し」のベースに本作があると思った。

2021/08/29

2021/08/30

50点

VOD/U-NEXT 


「男を飲みつくせるか女たち」

藤田敏八監督作品。
たぶんにっかつロマンポルノってことでいい作品。
出演者は一般作品の有名どころだが内容的にってことか。
色気のある話だがポルノと思って観ると拍子抜けする。
柄本明、大谷直子、岸部一徳は良いのだが石田えりがどうにももったいない印象。

2020/09/08

2020/09/10

68点

その他/ホームシアター 


とりとめもなく

久しぶりに再見。
初めて見た時は、大谷直子さんの大胆なヌードに驚いたのを思い出す。併映は「武蔵野心中」だったが、こちらは詰まらなかった。
原作は中山千夏だが、脚本を担当している荒井晴彦の監督作「身も心も」を思い起こさせる。
全共闘の生き残りの柄本明と岸部一徳と、岸部の奥さん大谷直子、柄本の恋人石田えりが織りなすドラマ。大谷直子が柄本明と寝るのは、彼のことが好きだったのか、それとも夫との生活に不満があったからなのか、多分両方なんだろうな。妻の浮気を知ってしまった岸部一徳が、雨の中、マンションの屋上で、ひたすら壁を相手にキャッチボールをするシーンはよく覚えている。ボールが弾んで、下の川に落ちるスローモーションは、いかにも藤田敏八らしいショットだ。
映画はそれなりに面白いが、藤田敏八らしく、とらえどころがない感じが漂う。あの頃はそんなとりとめのなさがかえって魅力的だった。
高橋ひとみのスレンダーなボディが魅力的。岸部一徳も柄本明も細くて格好いいな。

2019/05/02

2019/05/02

84点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/PC 


中年の青春。これもパキさんらしい映画だった。

2018/04/11

2018/04/11

25点

テレビ/有料放送/WOWOW 


(録画視聴)R15+版で

WOWOW放映様R15指定編集版。データを観ると十分以上短くなっていて、ポルノシーンをカットしているようだ。
大谷直子・高橋ひとみの魅力が抜群。
劇場公開版が観たくなる。

2014/09/16

2014/09/16

100点

購入/DVD 


荒井晴彦 節

私は人妻辞めようかしら。
旦那が帰ってくる。
柄本明に向って早く帰ってよ。