ミシェル・ヴァルタン、ガラテア・ランツィ、クラウディオ・ビガリの3人が2役を務める。
それぞれ最初の役と風貌は違うけれど似たような部分を持つ役なのでわかりやいこと、
現代と伝説と交互に描かれているけれど
現代でドライブしている風景からそれぞれの伝説もはじまっていく・・というところがストーリーに流れを感じ、わかりやすいので引き込まれてしまう。
とても美しい映像叙事詩。余韻あり。
3つの純愛、ともに周りの金銭欲が関わってきてそれが復讐を生むという、人間の欲や憎しみの恐ろしさを感じますねぇ、ああ、怖い。
最後のシーンもどうなるのかと思ったけど、やっぱ恐ろしい話。。。
1話目の最初のあたりでエリザベッタの母親が息子がパンを裏返しにおくと、パンを元にもどしながら「パンは神の御身体なのよ」というようなことをいうのですが
それがもうこの恐ろしい話のはじまりだったんでしょうかね。
観終わった直後に「主は・・・咎とそむきと罪を赦す者、罰すべき者は必ず罰して報いる者。父の咎は子に、子の子に、三代に、四代におよぼす」という言葉が浮かんできた・・・うーん、やっぱこの一族、金に呪われてるわ。。。