さらば、わが愛 覇王別姫

さらばわがあいはおうべっき|覇王別姫|Farewell to My Concubine

さらば、わが愛 覇王別姫

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レビューの数

58

平均評点

82.5(359人)

観たひと

594

観たいひと

53

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル 時代劇 / ドラマ
製作国 香港
製作年 1993
公開年月日 1994/2/11
上映時間 172分
製作会社 トムソン・フィルム
配給 ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビー

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演レスリー・チャン 程蝶衣
チャン・フォンイー 段小樓
コン・リー 菊仙
フェイ・カン 老師爺
チー・イートン 青木三郎
マー・ミンウェイ 小豆子(幼年)
イン・チー 小豆子(少年)
フェイ・ヤン 小石頭(幼年)
チャオ・ハイロン 小石頭(少年)

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

京劇の古典『覇王別姫』を演じる2人の役者の愛憎を、50年に及ぶ中国の激動の時代を背景に描いた一編。香港の女流作家・脚本家、李碧華の小説(81年のTVドラマ用脚本を改稿したもの)を、「人生は琴の弦のように」の陳凱歌が映画化。脚本は原作者と葦。製作は「侠女」ほか胡金銓(キン・フー)作品への出演で知られる徐楓と湯君年、撮影は「子供たちの王様」以来、監督とは3作目の顧長衛。音楽は「秋菊の物語」の趙季平。主演は「欲望の翼」の張國榮、「秋菊の物語」の鞏俐、張豊毅。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

1925年、北京。娼婦の母親に連れられ、孤児や貧民の子供たちが集まる京劇の養成所に入った9歳の少年・小豆子。新入りの小豆子は他の子供たちからいじめられたが、彼を弟のようにかばったのは小石頭だけだった。2人は成長し、女性的な小豆子は女役に、男性的な小石頭は男役に決められる。小豆子は「女になれ」と老師爺(黄斐)に躾られ、数え切れないほど殴られた。彼らは演技に磨きをかけ、小石頭は段小(張豊毅)、小豆子は程蝶衣(張國栄)と芸名を改め、京劇『覇王別姫』のコンビとして人気を博す。段小はある日、しつこい客に絡まれていた娼婦の菊仙(鞏俐)を助けたことをきっかけに、彼女と結婚する。少年時代より小にほのかな恋情を覚えていた蝶衣は2度と共演はしないと捨てゼリフを吐いて去る。その日北京は日本軍に占領された。ある日小は楽屋で騒動を起こし連行されてしまう。菊仙は日本側に取り入ってもらえるのだったら小と別れてもいいと蝶衣に告げるが、彼の協力で釈放された小は日本のイヌと彼を罵り菊仙を連れて去る。深く傷ついた蝶衣はアヘンに溺れる。そんなことがありながらも2人は和解へと進む。その後老師爺はこの世を去り、日本軍の敗退で抗日戦争は終わる。49年、共産党政権樹立。蝶衣と小は再び舞台に立つが、京劇は新しい革命思想に沿うよう変革を求められていた。変革に懐疑的な蝶衣は小四に批判され、そればかりか彼に『覇王別姫』の虞姫役を奪われてしまう。ショックを受けた蝶衣は芝居をやめてしまう。66年、文化大革命。共産党の厳しい政治的圧力を受け、小は蝶衣の過去の罪を摘発せよと強制される。小はそれに屈するが、同時に彼も激しく批判され、娼婦だった菊仙など愛していないと言ってしまう。彼の言葉を聞いた菊仙は自殺してしまう。77年、蝶衣と小は無人の体育館におもむき、11年ぶりに2人だけで最後の『覇王別姫』を演じる。舞い終わった時、蝶衣は自らの命を断った。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2019年9月下旬特別号

巻頭特集 キネマ旬報創刊100年特別企画 第5弾 1990年代外国映画ベスト・テン:ベスト15 解説

1994年3月下旬号

外国映画紹介:さらば わが愛 覇王別姫

1994年2月上旬号

巻頭特集 中華電影世界進出計画 越境する中国語圏映画:「さらば わが愛/覇王別姫」世界が見る中国語圏映画

1993年5月下旬号

巻頭特集 アジア 映画王国の現在形:陳凱歌「覇王別姫」

2020/05/09

2020/05/09

70点

テレビ/有料放送/IMAGICA BS 
字幕


これは

色んな史実が散りばめられているんだろうなというのはわかるんだけど、その辺の中国史に疎すぎてついていけない。なので、皆さんのように絶賛する域には達せなかった。残念。

2020/04/17

2020/04/17

-点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


もの悲しいストーリー

反戦映画でないと受けとったのがどうなのだろう
映像の迫力がとにかく大きい、大画面で見たいものだ
3時間近くあるがけっこうあっという間だった

2020/03/21

2020/03/21

90点

選択しない 


ぐうの音もでない圧倒的物量and熱量にしてやられる。
まさに激動の時代に翻弄されるストーリーだが、あくまで個人のストーリーを描くことで、その時代背景が浮かんでくる脚本が凄い。
長時間にわたって顛末を見せられるのはちと厳しいものも感じたけど、伏線だらけでクライマックスでの回収&駆け上がり方が尋常ではなかった。
「現実と芝居が同化する」レスリーチャンは、まさに役に没入してるようにしか見えなかった。
人が人を裏切るときの呆気なさのテンポ感が良い。
ブックエンド方式としてこれほどお手本な作品は早々ないだろうと思える。

2020/03/19

2020/03/19

70点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 


文化大革命

歴史に翻弄された京劇の役者の物語。
初見である。

やはり文化大革命とは凄まじいなと。

昔の知識人、芸術家、役人をとにかく粛正。
親でも殺す。親だからこそ殺す。
ただでは殺さない。辱めを与え、謝罪させて、本当に追い詰める
子供が親を追い詰める

ヒトラー以上の異常さである。

小楼、蝶衣が裏切るのも時代の必然。
94年にこの映画が上映できたのは驚き。
過去に向き合って、中国は自由化に向かい始めた。

日本も同じ。今の日本も危ない。
弱っている芸能人、有名人、金持ちを皆で必死に貶める。

結局、人間の業なんだが、嫌だな

2020/03/12

2020/03/12

-点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


サンザシの飴がけ

ご葬儀の白装束の頭巾の飾り
菊仙の白いドレス真珠の飾り
袁世卿の白い中国服白光鳥籠
蝶衣の白シャツ白煙白い狂気

2019/11/24

2019/11/24

82点

VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 
字幕


人にはそれぞれの運命がある

厳しい修行の少年時代、華やかな成功、伝わらない愛、政治による変化・混乱、破滅といった一人の京劇の役者の人生が、清朝末期から抗日戦争、文化大革命と重なっています。

 レスリー・チャン扮したティエーは、虞姫を演じることになった己れが人生で、さまざまなことを経つつも、その役に殉ずるしかなかったのでしょうか。

 カンフーやノワールといった香港映画に、新しく、美と愛のドラマの1ページを切り開いた一作でした。