大いなる河の流れ

おおいなるかわのながれ|Le Fleuve aux grandes eaux|Le Fleuve aux grandes eaux

大いなる河の流れ

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レビューの数

2

平均評点

78.3(13人)

観たひと

28

観たいひと

5

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アニメーション / アート
製作国 カナダ
製作年 1993
公開年月日 1994/10/15
上映時間 24分
製作会社 ラ・ソシエテ・ラディオ=カナダ
配給 パイオニアLDC
レイティング 一般映画
カラー カラー/スタンダード
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ステレオ

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

北アメリカを流れるセント・ローレンス河と人間との関わりの歴史をとらえた短編アニメーション。監督は「木を植えた男」のフレデリック・バックで、この作品に6年の歳月をかけた。製作はユベール・ティソン、脚本はバックとティソン、音楽は「木を植えた男」など、バック作品には欠かせないノーマン・ロジェとデニス・シャルラン。公開は日本語版で、ナレーションを江守徹が担当。ちなみにフランス語版ではポール・エベール、英語版ではドナルド・サザーランドが担当した。2011年7月2日より東京・神保町シアターにて開催された「木を植えた男。フレデリック・バックの世界」にてリバイバル上映。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

北アメリカを雄々しく流れるセント・ローレンス河。そこには美しい自然があった。河を泳ぐ魚やクジラ、カツオドリなどの鳥たち、流域のトナカイのような獣たち。インディアンたちは動物を必要最小限しか捕らなかったが、新たにヨーロッパ人たちが入り込み、開発を進める。魚や動物を乱獲し、商売にする人たち。20世紀には河の汚染も進み、ついには何も生物が住めなくなってくる。だが、やがて河は力強く再生するであろう。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2011年7月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「木を植えた男」木を植えた男。フレデリック・バックの世界

1994年12月下旬号

劇場公開映画批評:大いなる河の流れ

2017/09/04

2017/09/04

70点

レンタル/岐阜県/TSUTAYA/TSUTAYA 岐阜オーキッドパーク店/DVD 
字幕


カナダのアニメーションって

「木を植えた男/フレデリック・バック作品集」のDVDにて鑑賞
24分なのに今作の製作には6年も掛かったらしい、カナダにおける商業アニメーションの扱いや当時の製作環境は知らないが、これは二度もオスカーを受賞している名クリエイターに対しての扱いとの思えない、かなり強烈に環境問題を描いているからか、アメリカから既製品を輸入した方が安く付くからか、それともあの国では製作までしては商業として成り立たないのか、フレデリック・バックも良き製作環境を選ぶべきだったのではと残念に思う

2011/08/19

2015/04/30

70点

レンタル/DVD 


現実を現実として丸投げされて終わる映画

北米を流れるセントローレンス河を主役にした歴史の物語です。
『木を植えた男』以上に厚みのある画が、緩やかに、時に急激に流れていきます。アニメーションの技術は圧巻です。
しかし、現実を現実として丸投げされて終わるこの映画、主題を伝えることが先立ちすぎて、ちょっと息が詰まります。
フレデリック・バックは教育の現場で活用して欲しいと思って製作したようです。