せむしのこうま(1947)

せむしのこうま|The Humpbacked Horse|The Humpbacked Horse

せむしのこうま(1947)

レビューの数

2

平均評点

69.0(5人)

観たひと

13

観たいひと

0

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アニメーション / ファミリー
製作国 ソ連
製作年 1947
公開年月日 1949/3
上映時間 57分
製作会社 モスクワ漫画
配給
レイティング 一般映画
カラー カラー/スタンダード
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ピョートル・エルショフ作のロシアのふるいおとぎ話に取材した長編色彩漫画で、E・ポメーシチコフとニコライ・ロージュコーフの脚本によりイワン・イワノフ・ワノの総指揮のもとにA・スネーシコ・ブロツカヤとV・グローモフが監督している。撮影はN・ウォイノフの指揮により三人の技師が担当し、美術をレオ・ミールチン、装置をオー・ゲメルリング、ゲー・ネフゾーロフ、作曲をヴィクトル・オランスキー、音楽指揮をG・ガムブルグ、録音をN・バジェーノフ、モンタージュをエヌ・アラーウィチがそれぞれ受けもっている。作画にはエヌ・フヨードロフ以下一七名の美術家が動員された。後に邦題が「イワンと仔馬」と改題された。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

むかしあるところに一人の老人と三人の息子がいた。長男は利口者で、次男も一人前だったが、三男のイワンは馬鹿者らしいといううわさである。ところが、ある日この一家に困ったことができた。というのは畑の麦がしきりに盗まれることだった。兄弟は麦畑の番をすることになったが、長男と次男はいつも怠けてばかりいて、番はもっぱらイワンに押しつけていた。そのうちイワンはやっと盗人をつかまえたが、それはお母さん馬だった。そしてイワンに、もし許してくれるなら二匹のりっぱな馬と傴僂の子馬をあげると約束して走り去った。やがて三匹の馬がイワンのものとなったが、これをみた二人の兄たちは早速悪知恵をしぼって二匹の馬を盗みだし市場に売りに行ってしまったので、おどろいたイワンは子馬にのって兄たちのあとを追った。途中「火の鳥」の羽を拾ったイワンはそれを捨てるようにいう子馬の忠告もきかずに市場へ行った。市場では見事な二匹の馬が評判となっており、王様が買いたいというが値段が折り合わず、ついに代償としてイワンは宮殿の馬小屋の長となることに決まる。ところが、いままでの馬小屋の長はこれを喜ばず、そのためイワンの持っている「火の鳥」の羽のことを王様に告げ口をし、イワンが王様のためなら「火の鳥」を生けどりにするといっていると話したので、王様は早速イワンに「火の鳥」を捕えてくるように命令した。困ったイワンは傴僂の子馬に相談し、その魔力で「火の鳥」を生けどって帰ってきた。当てのはずれた馬小屋の長は、こんどは遠い国のお姫様をイワンがつれてくると王様に話したので王様はまたもイワンに命令した。しかし、傴僂の子馬のふしぎな魔力は、ふたたび難題を解決してきれいなお姫様をつれてきたが、お姫様は王様が若返らなければいやだといってその方法を教えてくれた。それは大がめ一ぱいの水、熱湯、あつい牛乳に順に入るというのである。王様は困ったが、馬小屋の長はまたかん計を案出し、イワンを試験台にしようとたくらみ、子馬を袋の中に閉じこめてしまった。しかし絶体絶命のとき袋をかみ破った子馬が現われ大がめに一息ふきかけるとイワンはざんぶとその中へとびこんだ。一番から二番目へ、そして三番目のかめからがってきたイワンは目もさめるような美男子になっていた。王様も負けずにとびこんだが、それっきり上ってこず、イワンとお姫様は手をとりあって美しい宮殿へ入っていった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2016/04/09

2016/04/09

72点

映画館/兵庫県/神戸映画資料館 
吹替


手塚治虫にも影響を与えたソ連製アニメーション。

戦後二番目に公開された海外長編アニメーション(一番目はフライシャー兄弟の「ガリヴァー旅行記」)。流麗な線で描かれたフルアニメ。登場する火の鳥は、手塚治虫がモデルにしたそう。

2014/05/07

2015/06/23

70点

レンタル/DVD 


ソビエト初の長編アニメーション

ロシアの田舎の村に三人の兄弟がおりました。
末っ子のイワンは少々うすのろでありました。
畑が荒らされているの三人で見張りに行ったある夜、上のふたりはイワンに見張りを任せて、積藁で眠りました。
二人の兄が眠っている間にイワンは金の馬と出遭い、一頭の仔馬と二頭の立派な黒馬をもらいました。
ある日、立派な二頭の黒馬は王様の眼にとまり、買い取りたいと申し出ましたが、黒馬はイワンのいうことしかきかず、そのためイワンは馬の世話係として城に召されることとなりました。
そして、イワンが召し抱えられたことで、それまでの馬の世話役は職を失うこととなりました。
彼は腹癒せに、イワンについての悪口を王様に告げ口し、王様はそれを聞き入れて、イワンに無理難題を命ずるのでありました・・・

ふむふむ、「せむしのこうま」って、こういうハナシだったのかぁ。
と、改めて知りました。

この映画の魅力は、赤を中心とした鮮やかの画面と、優雅といってもいいキャラクターの動きにあります。
ただし、鑑賞したDVDではかなりの退色がみられ、オリジナルはさぞ色鮮やかだっただろうと思い、少々残念です。
また、優雅な動きも、いまの眼でみるといささか冗漫な感じがしなくもありません。

音楽には疎いので不確かですが、元の物語をバレエ化した音楽が用いられていると思われます。
(登場人物たちがバレエのような振る舞いをするシーンがありますゆえ)