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ざんぎゃくのおきて|The Rover L'Avventuriero|The Rover
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71.3点(3人)
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基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる
スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる
キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる
解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる
英国の作家ジョゼフ・コンラッドの小説を「夕陽のガンマン」のルチアーノ・ヴィンセンツォーニと「悪のシンフォニー」のジョー・アィシンジャーが脚色、「うたかたの恋」のテレンス・ヤングが監督した冒険活劇。なお、戦闘シーンをフランコ・ファンタジアが担当。撮影は「イタリア式離婚狂想曲」のレオニダ・バルボーニ、音楽を「アルデンヌの戦い」のコンビ、エンニオ・モリコーネとブルーノ・ニコライがあたっている。出演は「栄光の座」のアンソニー・クイン、「長い船団」のロザンナ・スキャッフィーノ・「悪のシンフォニー」のリタ・へイワース、他にリチャード・ジョンソン、イヴォ・ガラーニなど。製作は「アポロンの地獄」のアルフレド・ビニ、総指揮は「太平洋の地獄」のセリッグ・J・セリッグマン。
あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる
一七九七年のフランス。共和国艦隊の根拠地ツーロン港は英国の手で封鎖された。船乗りのペイロール(A・クイン)は、その封鎖網をくぐって港内に入ったことから、スパイ容疑をかけられた。また、彼は金貸を持っていたので市民委員デュサールにも疑がわれ、海岸に近い墓場に逃げた。そこで彼は村人におわれていた娘アーレット(R・スキャッフィーノ)を救い、家におくった。家には、彼女の叔母カテリーナと乱暴者のシェーボラがいた。アーレットは何かにおびえた様子で、正常ではなかった。ある日、ペイロールのところへ若い海軍将校リールが来た。リールは偽の書類を携え、わざと英国軍に捕まりそれを渡す任務を命ぜられていた。シェーボラがアーレットを襲い、それをペイロールがとめたので、シェーボラが邸と船に火を放つという事件が起きた。この火事でアーレットは突然、シェーボラが彼女の両親を殺害したという記憶をよえがえらせ、正常な女にかえった。そして毎日訪ねてくるリールを愛するようになった。ペイロールは激しい嫉妬を覚えるのだった。何日かたち命令を遂行するためリールは出かけることになり、ペイロールは同行を頼まれた。いったんはことわったものの、アーレットの幸せを考え、ペイロールは一人で出発した。大好きな海に帰ったペイロールは幸せだった。が、彼をまっていたものは、英国船の砲弾だった。任務は遂行された。しかし、海の放浪者ペイロールは死んだ。
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外国映画紹介:残虐の掟
新作グラビア:残虐の掟
レビュー 登録の新しい順 登録の古い順 レビュータイトルの50音順 評価点の高い順 評価点の低い順
鑑賞日 1969/11/12
登録日 2012/02/26
評点 78点
鑑賞方法 映画館
コンラッド原作
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テレンス・ヤングがコンラッド文学を映画化。原作の「放浪者」原題”THE ROVER”は知らないが、内容から「海の放浪者」という意味か。「ロード・ジム」のようなコンラッドの世界ではあるが、雄大さに欠けるのは内面描写に重きを置いたためか。ロードショーなしのST系公開。だから、コンラッド原作を放棄したようなヤケクソの邦題。モリコーネ音楽というのもテレンス・ヤングには珍しい。
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鑑賞記録
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