冒険者たち(1967)

ぼうけんしゃたち|Les Aventuriers|The Last Adventure

冒険者たち(1967)

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レビューの数

88

平均評点

80.5(384人)

観たひと

532

観たいひと

50

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アクション
製作国 フランス
製作年 1967
公開年月日 1967/5/18
上映時間 113分
製作会社 ソシエテ・ヌーベル・ド・シネマ
配給 大映
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ジョゼ・ジョヴァンニの同名小説を、彼と「ふくろうの河」の監督ロベール・アンリコ、ピエール・ペルグリの三人が共同で脚色し、ロベール・アンリコが監督したアクション。撮影はジャン・ボフティ、音楽はフランソワ・ド・ルーベが担当。出演は「パリは燃えているか」のアラン・ドロン、「女王陛下のダイナマイト」のリノ・ヴァンチュラ、「スタンダールの恋愛論」のジョアンナ・シムカスほか。イーストマンカラー、テクニスコープ。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

マヌー(A・ドロン)とローラン(L・バンチュラ)は、性格はまったく違っていたが、実の兄弟のように仲が良かった。マヌーはパリにある飛行クラブの教師で、ハンサムでスマートな外見に似合わず、驚くほどの命知らずで大ぼら吹きだ。ローランはパリ郊外の廃車置場の中にある奇妙な仕事場に住み、画期的なカー・エンジンの開発に専念していた。ある日マヌーは飛行クラブの生徒から、耳よりな話を聞きこんだ。それはある映画プロデューサーが撮影のため凱旋門を飛行機でくぐり抜けた者に二千五百万フランの賞金を出すというのだ。マヌーは見事に凱旋門をくぐり抜けたが、危険飛行の罪でパイロット免許をはく奪されてしまった。失業したマヌーは友人ローランの仕事場へ移ったが、仕事は思うように進行しなかった。そんなある日、マヌーは飛行クラブの生徒から聞いた新たなもうけ話の調査に乗りだした。それによるとベルギーのコンゴ移住者が動乱から逃れる途中、莫大な財産を乗せて海に墜落し、財宝が海底に眠っているというのだ。調査の結果、今度こそ間違いないようだった。マヌーとローラン、それに以前ローランの仕事場に作品の材料を探しに来たことで知り合った、現代彫刻家のレティシア(J・シムカス)の三人はスクーナー船に乗りこんで、宝探しを始めた。ついに彼らは素晴らしい仕事をなしとげた。ところがこの財宝に目をつけていた男たちが闇に乗じて襲ってきた。その戦いの中でレティシアは死んだ。危機を脱出した二人は彼女の故郷アイクス島を訪れた。そこには彼女にそっくりの幼い弟がいた。彼らはその少年のために財宝を残し、再び新たな夢へ向かっていく。ローランは要塞島を買い取り、そこでホテルを経営する計画を立てる。それはレティシアの夢でもあった。一度は別の道を行こうとしたマヌーも、ローランとホテルの共同経営者となるために、要塞島を訪れた。ところが、そこに再び財宝を狙う男たちが現れ、マヌーが銃弾に倒れる。彼を抱きかかえ、ローランは「レティシアはお前を愛していた」と嘘をつくのであった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2013年6月下旬号

新・午前十時の映画祭デジタルで甦る永遠の名作:「冒険者たち」「燃えよドラゴン」

2018/11/13

2018/11/13

75点

テレビ 


3人とも冒険者。レティシア役のジョアンナ・シムカスが素敵。アラン・ドロン演じるハンサムなマヌーよりローランが好みらしい。要塞の島が印象的。

2018/09/12

2018/11/12

85点

テレビ/無料放送/その他 
字幕


「俺たちの旅」の元ネタと思う

ネタバレ

若くてワイルドなアランドロン
洒落たオヤジのリノバンチユラが
若く美しい女と冒険の旅に出る刹那を感じるストーリー
出てくるクルマもファッションも素敵
バイオレンス
友情
愛情
一攫千金
音楽
特に大海原をヨットで漂う俯瞰のシーンを観ていたら
中村雅俊の「俺たちの旅」を思い出しました
俺たちの旅はこの映画へのオマージュなのでは無いか?
純粋に映画としての出来も素晴らしい!

2018/09/26

2018/11/04

87点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


ローラン、マヌー、レティシア

ネタバレ

飛行機乗りと自動車エンジン屋と金属加工芸術家の男女3人が、一獲千金を夢見る物語。
ロベール・アンリコ監督によるリリシズムに溢れすぎた青春アクション映画。
大好きな映画である。
今見ると記憶との相違がある。人の記憶はなんといい加減なものか。

冒険者の代名詞である凱旋門を飛行機がくぐるシーンは成功すると思っていた。
コンゴ沖での銃撃戦の発端、夜陰に乗じてくるものと思っていた。
要塞島での銃撃戦、そこまでローランとマヌーはずっと一緒だと思っていた。
そもそも、コンゴ沖までは、3人のまま、だと思っていた。4人目は、まったく記憶の外にあった。

そんな意外な展開はあったものの、あの甘酸っぱい夕景に溢れた青春の日々の感覚は変らず、ジョアンナ・シムカス演じるレティシアをめぐるローランとマヌーの少年のような競り合いが私自身の昔に思いを至らせる。

若い頃は、マヌーが斃れる場面での彼の無念に対する思いこみが強かったものだが、今は、一人残るローランが、ひどく寂しげに思えた。
あんなに濃密で清しい時間を過ごした二人を失って、この後の時間をどう過ごすのか。

海上に屹立する要塞島の姿は、ローランそのものであり、打ち寄せる波は、とても冷たく激しいものに思える。

この映画で、ジョアンナ・シムカスに恋したものだが、今見ても、その魅力は褪せない。
その彼女は中盤で亡くなる。ローランとマヌーによって、深海に送られる。藍色の海の彼方に消える。
その寸前までの輝きと、海中の光景の静けさが、彼女の時間の儚さを深める。彼女の魅力を高め、記憶に残ることとなった。

フランソワ・ド・ルーペの音楽、口笛が切ない。

2018/10/03

2018/10/04

67点

テレビ 
字幕


安っぽい

70年代のテレビ番組を彷彿とさせるイメージ
雑な作り
アランドロンの軽薄さもなんとも

1970年代

2018/10/04

85点

テレビ 


泣けるぜ

ネタバレ

三人の友情関係はシンプルなのだが、三角形にまだなっていない時期なので、いつも彼らは清々しい。犯罪とは違う彼らが求める物は一攫千金。友情はいつまでも続くかのようだった。
主人公のひとりである女性、レティシア(曲名でもある)があっけなく死んだ。だがここで泣いてはいけない。我慢するのだ。
マヌーは戻ってパリで自堕落な生活をおくっていたが要塞島に帰ってくる。急に見えてきた彼らの関係。ローランは亡くなった彼女の気持ちを叶えてやろうと要塞島でホテルを開く計画を今まさに実行しようとしていた。
やはり、ラストが泣けるぜ。

2018/09/28

2018/09/29

100点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


グーチョキパー

◎ 4回目です。マヌー、ローラン、レティシアの3人の関係が唯一無二です。グーチョキパーのようなもので、この形以外考えられない。一人加わって4人になると急に不穏になり、一人減って2人になるとあとは滅亡に向かうのみになってしまいます。
◎ 財宝が手に入って4等分する。まずはマヌーが自分の分をローランと合わせてしまう。すると、レティシアも一緒くたする。このシーンがいいです。それなのに、そのすぐ後にレティシアの死のシーンがやってくる。彼女を殺すのが早すぎます。