歌え!太陽(1960)

うたえたいよう|Appuntamento a Ischia|----

歌え!太陽(1960)

レビューの数

1

平均評点

52.0(1人)

観たひと

3

観たいひと

1

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 イタリア
製作年 1960
公開年月日 1961/5/27
上映時間
製作会社 セレナ・フィルム
配給 東和
レイティング
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

コメディを得意とするマリオ・マットリ監督がヴィットリオ・メッツとロベルト・ジャンヴィティの共同シナリオを映画化した音楽ドラマ。撮影はロベルト・ジェラルディ。音楽担当はジャンニ・フェリオ。出演するのは「ヨーロッパの夜」のドメニコ・モドゥニョ、「二重の鍵」のアントネラ・ルアルディ、歌手のミーナなど。イーストマンカラー・トータルスコープ。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

レティツィア(マリア・レテツィア・ガッツォニ)の父親ミンモ(ドメニコ・モドゥニョ)は人気歌手。妻に死なれて気ままな一人ぐらしの身で、仲間のバンドと一緒に巡業してまわっている。だがミンモは女にかけてはなかなかのしたたか者。今はアメリカのブルジョワ未亡人マーセデス(リンダ・クリスチャン)がそのお相手。しかし今度ばかりはミンモもいささかもたついて、マーセデスに結婚を迫られている。しかもマーセデスは、レティツィアを寄宿学校に入れることを主張してゆずらない。飛んでもない話に、レティツィアはひそかにパパのお嫁さんを探しはじめる。いつも三人仲良く暮らせるお嫁さんを。そして音楽学校に学ぶミレッラ(アントネラ・ルアルディ)に白羽の矢を立てた。ミレッラにはパオロ(パオロ・フェラーリ)という婚約者があったが、そんな障害もなんのその、レティツィアは、パパとミレッラの会見を策した。が、こちこちのクラシック信奉者パオロの出現で、男二人の対立になってしまった。だがミレッラは、ポピュラー音楽の楽しさと、なによりもミンモの人間に心を引かれたのだった。ミンモへの思いをうち消そうと、ミレッラはパオロと一緒にイスキア島に出かけた。レティツィアはまだあきらめなかった。今度はパパの巡業先をイスキア島にさせる計画を成功させた。南国の明るい太陽と青い海。観光シーズンの華やかな雰囲気に再度ミンモの歌を聞いたミレッラの心。レティツィアはミンモとミレッラを遂に二人だけで会わせることに成功した。だが二人は沖の無人島で密輸業者と間違えられて、警察のごやっかいになる始末。この事件は急速に二人を近づけた。こんな様子にパオロが何事かを感じはじめた折も折、マーセデスもミンモを追ってイスキアへ出現。四人入り乱れてのてんやわんや。すべてがレティツィアのおませな出しゃばりのせいだと、パパは彼女を寄宿学校へ入れてしまった。だがそれは永くはなかった。やがてミンモとミレッラが、そろって彼女を迎えに来たのだ。

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2023/04/29

2023/04/29

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こちら、監督:マリオ・マットリ「トトのイタリア自転車レース Toto al Giro d'Italia」(1943)のレビューです

2023年4月29日に鑑賞。DVDにて。1時間20分36秒。スタンダード・黒白。ENIC-PEG。評価=53点。

美女に惚れた中年教授が美女に「ジロ・デ・イタリアに優勝したら結婚してあげる」とあしらわれる。自転車に乗れない教授は、悪魔と取引をして自転車レースに参戦し各ステージを勝ち続ける。契約書ではレースには勝たせるが、美女を獲得できるとは書いてない。それを知った教授は美女と助手2人の協力で何とかしてレースに負けようと試みるが・・・。

トトが悪魔の力を得て初めて自転車に乗る場面が、曲乗りです。トトが乗っているように見えるが。サドルに座って普通に自転車を漕ぐ。ハンドルを飛び越えて、体が弓なりになって立漕ぎになる(両手は身体の後ろのハンドルを掴んでいる)→次に、自転車が後輪だけで立ち上がり、一輪車のように漕ぐ。→トトは前輪のライトがある場所に座って後輪だけで進み、支柱(管)から前輪とハンドルを引き抜き、体の前でその2つを合体させて、普通の自転車のようにサドルにまたがい直して漕ぐ。だが(前輪+ハンドル)と(サドル+後輪)は、繋がっていない。→部品を繋いで元の自転車に戻す。

・「トトのイタリア自転車レース Toto al Giro d'Italia」(1943)
監督:マリオ・マットリ Mario Mattoli、原案・脚本:Vittorio Metz、Marcello Marchesi、Steno、撮影:Tino Santoni、音楽:Nino Rota である。

出演は、トト(アントニオ・カサマンドライ教授)、Isa Barzizza(ドリアナ/新聞社の秘書)、Fulvia Franco(ミス・イタリア/ドリアナの妹)、Carlo Micheluzzi(二級悪魔フィリッポ・コスメディン)、Carlo Ninchi(ダンテ/なぜか地獄の住人)、Luigi Catoni(ネロ/地獄の住人)、Walter Chiari(ブルーノ/若い記者)、Giuditta Rissone(カサマンドライ夫人/教授の母親)、Mario Castellani(レナート・ステラ/トトのコーチ)、?(マッサージ師/トトのスタッフ)、Loris Gizzi(アルプス麓の町長)、Eduardo Passarelli(同警察署長)、他に実際の選手たちバルタリ、コッピ、ボベらが自分自身(台詞がある)として多数が出演している。