約1年ぶりの鑑賞。今回も4Kレストア版。
同じくドロンが出演をした「冒険者たち」を観た直後に観たせいか、冒頭に出てくる小型飛行機、男性2名と女性1名での乗船、雨降りのシーンがなく太陽の光が印象的な点など、「冒険者たち」と作品の肉付け部分が似ているなぁと感じながら観ていた。
改めて観るとミステリー映画としてとても良く出来た脚本。野心的で頭が切れるトムを体現したアラン・ドロンがその脚本を映画として次のステージに上げてくれたような仕上がりになっている。
サンフランシスコの富豪のドラ息子、フィリップ役の役者さんの自信たっぷりで横柄な振る舞いもまたいいんだよ。
そして最後にニノ・ロータの甘いメロディとショッキングな強い音から始まるBGMがこの作品を極上な出来栄えにまで昇華させている。
ホント、傑作!