太陽がいっぱい

たいようがいっぱい|Plein Soleil|Purple Noon

太陽がいっぱい

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レビューの数

161

平均評点

81.1(784人)

観たひと

1163

観たいひと

101

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 フランス イタリア
製作年 1960
公開年月日 1960/6/11
上映時間 118分
製作会社 ロベール・エ・レイモン・アキム・プロ=パニタリア
配給 新外映
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ルネ・クレマンの「海の壁」以来の映画。アラン・ドロンが“天使の顔をした悪人”を演じるサスペンス・ドラマ。英国の女流作家パトリシア・ハイスミスの探偵小説『才人リプレイ君』から、「二重の鍵」のポール・ジェゴフとクレマン自身が脚本・台詞を書いた。撮影も「二重の鍵」のアンリ・ドカエ。音楽は「戦争 はだかの兵隊」のニーノ・ロータ。出演はドロンのほか、新星マリー・ラフォレ、「死刑台のエレベーター」のモーリス・ロネら。製作ロベール・アキムとレイモン・アキム。4Kレストア版が2019年6月28日より公開(配給:KADOKAWA)。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

トム・リプレイ(アラン・ドロン)は貧乏なアメリカ青年だ。彼はナポリに、中学時代の友人で金持のドラ息子フィリップ(モーリス・ロネ)を、父親から五千ドルの約束で連れ戻しにきた。フィリップにはパリ生れのマルジェ(マリー・ラフォレ)という美しい婚約者がいた。ナポリから帰ると、フィリップの父から契約をやめる手紙が来ていた。フィリップが約束の手紙を出さなかったからだ。フィリップはトムを邪魔者扱いにしていた。友人のパーティーに向うヨットの上で、トムはますます彼からさげすまれた。裸でボートに放り出され、全身が火傷のように日焼けした。トムはフィリップに強い殺意を抱くようになった。まずマルジュとフィリップに大喧嘩をさせ、彼女が船から下ろすと、ついにフィリップを刺し殺した。死体はロープで縛り、海へ捨てた。陸へ上ると、彼はフィリップになりすました。ホテルに泊り、身分証明書を偽造し、サインを真似、声まで真似た。ヨットを売り払う交渉も、親元からの送金を引き出すこともうまくいった。ホテルにフィリップの叔母が訪ねてきたが、別の下宿に移って事なきを得た。しかし、新しい下宿にフィリップの友人が訪ねてきて、トムに対して疑惑をもったようだ。トムはその男を殺して死体を捨てた。やがて刑事が調べにきた。死体確認に友人たちが集った時、トムはマルジェにフィリップはモンシベロに戻ったと告げた。トムはその夜、モンジベロへ行き、遺書を書き、金をマルジェに残して、フィリップが自殺したようにみせかけた。そうして元のトムに戻った彼は、傷心のマルジェをいたわり、愛を告げた。彼女もついに彼を受け入れ、結婚の約束を交わした。全てがトムの思うままになったのだ。トムは幸福に酔って、浜辺に寝そべり、こうつぶやいた。「太陽がいっぱいだ」と・・・。しかしその時、フィリップのヨットが、引きあげられていた。スクリューにからまったロープの先からフィリップの死体が現われた。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2013年8月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「太陽がいっぱい」

2010年5月上旬号

午前十時の映画祭:「天井桟敷の人々」「太陽がいっぱい」

1994年6月上旬号

グラビア:太陽がいっぱい

1963年3月下旬号

SB ニッポンの夜:30 太陽がいっぱいの北京曲技団

1960年7月下旬号

外国映画批評:太陽がいっぱい

1960年6月上旬号

ルネ・クレマンの新作「太陽がいっぱい」:

ルネ・クレマンの新作「太陽がいっぱい」:鮮やかなサスペンス・タッチ

外国映画紹介:太陽がいっぱい

2014/04/22

2026/06/16

70点

映画館/千葉県/TOHOシネマズ市原 
字幕


ドロンの出世作は、破滅の美学。

古今東西、数いる美男子の中でもやはり筆頭に挙げられるのはアラン・ドロンでしょう。
若き日のアラン・ドロンは、ジェームズ・ディーンやリヴァー・フェニックスを連想させる、鋭く儚げな美形。
だが、ドロンは彼らと違って夭逝することなく伝説となった。

本作は、ドロンの美しさだけでなく、地中海の風景、ファッション、それら全てを巧みに切り取ったクレマンの映像美が見所。
ニーノ・ロータの音楽も寂しげでありながら、サスペンスフルに作品を盛り上げる。

2026/05/12

2026/05/12

75点

その他/シネマリス 
字幕


絶頂期に暴かれた悪事、ドロンかっこいいけど

同い年の映画

2025/11/17

2025/11/17

70点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 


アラン・ドロンが美しい。

アラン・ドロンの危ない美しさに魅了される作品。お金持ちの友人を殺し、彼の財産や恋人も掠め取ろうとする。彼が存在するように、細かな工作を重ねに重ね、彼は逃げ切れるのか…とスリルを感じる。ラストのあの終わり方も最高によい。

2024/06/09

2025/05/17

82点

VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 
字幕


アランドロンがかっこいい、彫刻みたい
フレディの件も込で完全犯罪をやり切った後の気持ち良さやばいだろうな
太陽がいっぱいだぁ…からの急転直下よ
イタリアのロケーションもあって爽やかなサスペンスという謎の感想

2024/11/02

2025/03/18

65点

映画館/群馬県/シネマテーク高崎 
字幕


画竜点睛を欠く

それも太陽がいっぱいのせいか…
あれで充分だと思ってしまったのはなぜなんだろう。

果たせた怨みゆえか
叶えた恋心ゆえか

辛く当たられる境遇に芽生える小さな殺意が
彼をどう変え、殺意を育てさせていくのか
彼が全てを手にしようとしていく様子を
灼熱の太陽が見つめている。
君は画竜点睛を欠いているよと照らし続けている…

観ている側が事件を知っている形で進む物語を
説得力とスリリングさとで描いていく。
その全てを完璧に仕上げる事はどうしてもできない事が
破綻への道に繋がっていく。
彼の狂気もまた太陽に妬かれたんだろう…

2025/03/09

2025/03/09

100点

映画館/東京都/新文芸坐 
字幕


「冒険者たち」と作品の肉付け部分が似てる?

約1年ぶりの鑑賞。今回も4Kレストア版。
同じくドロンが出演をした「冒険者たち」を観た直後に観たせいか、冒頭に出てくる小型飛行機、男性2名と女性1名での乗船、雨降りのシーンがなく太陽の光が印象的な点など、「冒険者たち」と作品の肉付け部分が似ているなぁと感じながら観ていた。

改めて観るとミステリー映画としてとても良く出来た脚本。野心的で頭が切れるトムを体現したアラン・ドロンがその脚本を映画として次のステージに上げてくれたような仕上がりになっている。
サンフランシスコの富豪のドラ息子、フィリップ役の役者さんの自信たっぷりで横柄な振る舞いもまたいいんだよ。

そして最後にニノ・ロータの甘いメロディとショッキングな強い音から始まるBGMがこの作品を極上な出来栄えにまで昇華させている。

ホント、傑作!