バベットの晩餐会

ばべっとのばんさんかい|Babettes gæstebud|Babette's Feast Babettes Goestebud

バベットの晩餐会

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レビューの数

63

平均評点

77.3(321人)

観たひと

539

観たいひと

49

(C)1987,A-S Panorama Film International.All Rights Reserved
  • KINENOTE Selection映画館で観る

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 デンマーク
製作年 1987
公開年月日 1989/2/18
上映時間 102分
製作会社 A-R・パノラマ・フィルム
配給 シネセゾン
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビー

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

19世紀後半のデンマークを舞台に、質素な生活を送っているプロテスタントの村人たちとカトリックの国フランスからやってきたひとりの女性との出会いと当惑、そしてある晩餐会の一夜を描く。製作総指揮はユスツ・ベツァー、製作はボー・クリステンセン、アイザック・ディネーセンの小説の映画化で、監督・脚本は「性歴2000年」のガブリエル・アクセル、撮影はヘニング・クリスチャンセン、音楽はペア・ヌアゴーが担当。出演はステファーヌ・オードラン、ボディル・キェア、ビアギッテ・フェザースピールほか。88年度アカデミー外国語映画受賞作。2016年4月9日よりデジタル・リマスター版を上映(配給:コピアポア・フィルム)。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

19世紀後半、デンマークの辺境の小さな漁村に、厳格なプロテスタント牧師(ポウエル・ケアン)の美しい娘、マーチーネ(ヴィーベケ・ハストルプ)とフィリパ(ハンネ・ステンスゴー)は住んでいた。やがてマーチーネには謹慎中の若い士官ローレンス(グドマール・ヴィーヴェソン)が、フィリッパには休暇中の著名なオペラ歌手アシール・パパン(ジャン・フィリップ・ラフォン)がそれぞれ求愛するが、二人は父の仕事を生涯手伝ってゆく決心をし、歳月がたち父が亡くなった後も未婚のままその仕事を献身的に続けていた。そんなある嵐の夜、マーチーネ(ビアギッテ・フェザースピール)とフィリパ(ボディル・キェア)のもとにパパンからの紹介状を持ったバベットという女性(ステファーヌ・オードラン)が、訪ねてきた。パリ・コミューンで家族を失い亡命してきた彼女の、無給でよいから働かせてほしいという申し出に、二人は家政婦としてバベットを家におくことにした。やがて彼女は謎を秘めつつも一家になくてはならない一員となり、祖国フランスとのつながりはパリの友人に買ってもらっている宝くじのみであった。それから14年の月日が流れ父の弟子たちも年老いて、集会の昔からの不幸や嫉妬心によるいさかいの場となったことに心を痛めた姉妹は、父の生誕百周年の晩餐を行うことで皆の心を一つにしようと思いつく。そんな時バベットの宝くじが一万フラン当たり、バベットは晩餐会でフランス料理を作らせてほしいと頼む。姉妹は彼女の初めての頼みを聞いてやることにするが、数日後、彼女が運んできた料理の材料の贅沢さに、質素な生活を旨としてきた姉妹は天罰が下るのではと恐怖を抱くのだった。さて晩餐会の夜、将軍となったローレンス(ヤール・キューレ)も席を連ね、バベットの料理は次第に村人たちの心を解きほぐしてゆく。実はバベットは、コミューン以前「カフェ・アングレ」の女性シェフだったのである。そして晩餐の後パリへ帰るものと思っていたバベットが、この晩餐に一万フラン費やしたことに姉妹は驚くが、やがて今後もこの地に留まりたいというバベットの真意に思い至り、胸をつまらせるのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2016年4月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「バベットの晩餐会 デジタル・リマスター版」

2010年10月上旬号

午前十時の映画祭:「眺めのいい部屋」「バベットの晩餐会」

1989年5月下旬号

外国映画紹介:バベットの晩餐会

1989年2月上旬号

外国映画批評:バベットの晩餐会

1989年1月下旬号

グラビア:バベットの晩餐会

特集 バベットの晩餐会:評論

特集 バベットの晩餐会:ディネセン論

1988年11月上旬号

試写室:バベットの晩餐会

2021/02/27

2021/02/27

85点

VOD/GyaO!/レンタル/PC 


北欧の幸せな話し

14年、夫と息子、すべてを失くしてフランスからデンマークに移住したバベット。日々の積み重ねたものが、晩餐会に結実される。素晴らしい話しと、登場人物たちの抑揚の演技。
1989年第2位

2021/01/27

2021/01/28

84点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
字幕


善意に溢れた人生讃歌

勿論、コンビニ弁当より愛妻の手料理が好きです。しかし、食に対する拘り自体はそれほど強くありせん。なので、フランス料理のフルコースと言われてもピンと来ませんでした。(そもそも外食が嫌いだし)そんな私がグルメ映画(?)を楽しめるのか不安もありました。

宗教画のような静櫃な作品です。悪人が出て来ないので安心して身を委ねられます。将軍の蘊蓄が良きガイドとなる晩餐会のシーンも相応の多幸感を感じました。また、バベットの過去が明かされるミステリー的要素が良質なカタルシスを与えてくれます。

良いことも悪いこともあるけれど、トータルで考えたら人生は悪くないものだと改めて感じました。『素晴らしき哉、人生!』と並び人生讃歌として秀逸な一本だと思います。

宗教が強いる禁欲の対極に位置付けられたバベットの晩餐。ここに至福や情事(!)を感じない人には単なるキリスト教のプロモーション映画に映るかもしれませんね。

2016/07/23

2021/01/26

65点

映画館/群馬県/シネマテーク高崎 
字幕


時の流れに身をまかせ

あなたの色に染まるわけじゃなく

自分で選びながら歩く道も

時流に翻弄されるがまま歩く道も

いつしか積み重なると味わい深い歴史となる。思い出となる。

いろんな感情も、美味しい料理の前には勝てない。
お腹を満たして、心を満たす。
過ぎていった時間も、重ねた月日もすべて料理の味付けになる。

それでいい。それだけでいい。

人生って、もしかしたらどれだけ美味しい料理を食べる事が出来たかで心の豊かさがはかれるものなのかもしれません。

2020/12/25

2020/12/26

-点

VOD/その他 


女性たちが身につけていたストールがとても暖かそうで素敵だった

2020/11/29

2020/11/29

96点

レンタル/愛媛県/TSUTAYA/蔦屋 中央店/DVD 
字幕


心揺さぶる豪華晩餐会

ネタバレ

デンマークの僻村を舞台に、プロテスタントの教会を守る姉妹の老女のもとに、フランスのパリコミューンから逃れてきた女、バフェットが家政婦として居候することになる。
敬虔なプロテスタントの村のため、生活は質素で楽しみがなく、高齢も相まって村の住民の間で口論が絶え無くなってしまった。そんな中、バフェットが持っていた宝くじが1万フランもあたり、その全額を使って村人全員に一世一代のフランス式晩餐会を催す。見慣れぬ食材を前に警戒していた姉妹や村人たちも、そのおいしさに生きる喜びを思い起し、皆が牧師様が生きていたかつての頃のように生まれ変わるのであった。

この敬虔なプロテスタントから観た異国の女の行動が異様に観える様をうまく演出している。その極みが食材の下ごしらえをしているシーンで、まるでバベットが黒魔術をしているように見える。
しかし、それが招待した将軍が食事で舌鼓を打つと一変して、よだれが出そうなご馳走み見えてくるのだから面白い。
こんなに観て食事を楽しませてくれる映画はそうそうなく、グルメ映画の中でもトップクラスである。
食事が生きる活力を与え、こんなにもやさしい気持ちにさせてくれることを強烈に描いた珠玉の名作だと思う。

2020/11/22

2020/11/22

-点

VOD/GyaO!/レンタル/タブレット 
字幕


エリック!

ネタバレ

清貧 “小さき子らよ むつみ合え”
バベット息子の為に晩餐会したかったろうな
映像も音楽も美しい 言葉の響きが心地いい