少林寺三十六房

しょうりんじさんじゅうろくぼうしょうりんじさんじゅうろくぼう|少林三十六房|Shoalin Temple the 18 Bronzemen

少林寺三十六房

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レビューの数

19

平均評点

70.0(124人)

観たひと

188

観たいひと

7

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アクション
製作国 香港
製作年 1977
公開年月日 1983/4/11
上映時間 117分
製作会社 ショウ・ブラザース
配給 東映
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演リュー・チアフィ Liu Yu Te
ホワン・ユー Chung Mi Lu
ロー・リエ Tien Ta
リュー・チァ・ユン Ying Tien Chung
スー・シャオシャン Lu Ah Tsai
ユー・ヤン Hung Hsi Kuan
フランキー・ウェイフン Ho Kuang Han
ホワ・ルン Chang Hsiang Yung
ユアン・シァオ・ティエン Director of Fists Chamber

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

17世紀の中国を舞台に少林寺出身の伝説的達人、劉裕徳が、武道部屋三五房で少林寺をマスターし、自らの鍛練部屋〈三十六房〉を創設するまでを描くクンフー映画。製作はラン・ラン・ショウ、監督はリュー・チアリァン、脚本はイー・クワン、撮影はファン・ユー・タイが各々担当。出演はリュー・チアフィ、ホワン・ユー、ロー・リエ、リュー・チァ・ユン、スー・シャオシャンなど。本国題名は「少林三十六房」。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

17世紀の中頃の中国。広東の乾魚問屋の息子として生まれたリュー・ユテ(リュー・チアフィ)は、正義感に燃える若者。明朝を倒し、中国全土を制圧しようと企んでいる清王朝の将軍、ティエン・タ(ロー・リエ)は、横暴きわまりなく、民衆を苦しめていた。そんなころ、明の復興運動が盛り上がり、密かに地下組織が結成されていた。リューは、この地下組織の中心人物の塾の学生だった。彼は、その塾で、中国を清の暴政から守らなくてはならぬと説かれ、民族を救う野心に燃えた。彼は、仲間達と抵抗運動に励むが、ある日、その運動が発覚し、父が殺され、乾魚問屋もつぶされてしまった。悲しみに沈むリューは武道を習得する決心を固め、北にある少林寺へと旅立った。やっと辿りついた少林寺で、まず10日間苦しみに耐えのびた彼は、少林寺の総僧に入門を許され髪を剃って三徳と命名した。一年後、少林寺の名高い三十五房でやっと拳法を学ぶ許可を得る三徳。臂力房、腕力房、平衡房、腿術房、眼力房、頭力房、拳術房、刀術房、腰力房、と、次々に学んだ彼は、夜中にも練習し、二年間の間に三十五房のうち十房を突破した。三十五房のうちどれかひとつの僧房になる指示を受けるが、彼はそれをことわり、自分で編み出した第三十六番目の房“三節棍房”の創設を志した。そのためには、一度少林寺を下って武者修行に出て武芸を一段と錬磨せねばならない。彼は皆に見送られ下山した。そのころ、清五朝の横暴ぶりはエスカレートし、ますます民衆の苦しみは強まっていた。リューは、優秀な若者を探し出し、少林拳を伝える任務に燃えていた。この動きを察知した将軍は、兵を送り出し、リューを抹殺しようと企んだ。リューは優秀な若者、フン・シークアン(Y・ヤン)などに少林拳を伝授した。やがて、自ら編み出した三節棍で、将軍らを相手に、決死の闘いを繰り広げるのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1983年6月上旬号

外国映画批評:少林寺三十六房

1983年3月下旬号

試写室:少林寺三十六房

1983年3月上旬号

外国映画紹介:少林寺三十六房

1983年2月上旬号

グラビア:少林寺三十六房

2025/08/09

2025/08/09

65点

テレビ/無料放送/BS12 トゥエルビ 
吹替


輝く頭と眼の力

大きな政権交代がなされようとしている時代で,明から清へと入れ替わろうとする,その渦中にヒーローの卵であるリュー(リュー・チアフィ)が,のちのサンテイ(三徳)が巻き込まれていく.彼は問屋の息子に過ぎないが,ものすごいような眼力が見えており,端正な顔立ちと佇まいがあり,ひと目でヒーローであるとわかるぐらいの輝き方をしている.
将軍は,悪い将軍の部下で達人のサンヨ(ウイルソン・タン)と一対一で戦い,死に,路上に縄で吊られ,さらされている.そして追手はサンテイの父も捕まえて拷問にかけようとしている.ヒーローの仇はこのサンヨとして印象付けられ,ヒーローは拳法を身につけるため少林寺に向かう.彼は左足を負傷し,血を流しながらも,麓の茶屋から野菜とともに少林寺の内部へと運ばれていく.こうした運も引き寄せながら,少林寺の千年とされる武術の伝統の中に混ぜ込まれていく.
少林寺には房(部屋,特定の機能を持った空間)という制度が空間的にも行われており,三十五の房があるらしい.しばらくしていきなり「頂房」というトップの房に無謀にも挑戦するサンテイがいるが,その木魚が鳴らされている部屋で,老人の妙な術で吹っ飛ばされてしまう.そのため,一から出直す.最初は食堂へと連なる通路に仕掛けられた罠が房になっている.池に木を束ねた浮きが浮かんでおり,バランスを取って,その不安定な足場を超えてゆかなけば食事にありつけない.次の房は洗濯にも関係しており,水を高所に運び流すことが求められている.一定のスピードで木魚に合わせ竿の先の錘によって鐘を鳴らす房もあるが,眼球運動をやたらに鍛えようとする房に至ってはコミカルで失笑を禁じ得ないが,映画の本質となる視線やヒーローの資質にも関係している.
ヒーローは少林寺にとっても驚異となりながら,また本来の房は市井にあることを暗に示しながら,サンテイは野に下り,仇らとあい見えていく.暴力によって,また房での訓練を応用し,愉快な頭突きとそのつるっぱげの頭による投げで物語を締めくくろうとしている.

2025/08/03

2025/08/07

65点

選択しない 


ユニークな修行の数々

ネタバレ

 70年代カンフー映画といえばジャッキーやリー・リンチェイぐらいしか知らなかった自分にとってはお初の映画。主人公のリュー・チャーフィーも初めて観る。容貌は毒気の抜けたユル・ブリナー(古ッ)といった感じ。精悍な面構えだけどどこか人の良さが見て取れる。カンフー映画のヒーローとしてはやや薄味か。
 圧政に耐えかねた彼が少林寺で修行を積むことで為政者たちを懲らしめる・・・という大筋はわかりやすいもの。
 見どころはやはり少林寺での修行の数々であろう。少林寺映画数多しと言えど、修行の様子をここまで詳細かつ面白く見せた映画はちょっと思い当たらない。
 水桶を担いで走るといった修行はよく見かけるけど、長尺でよくしなる棒で鐘をリズミカルに叩くとかメトロノームのような一定の動きを強要される様子などなどユニークな訓練の数々が面白かった。
 ただカンフーアクションの方は相変わらずの舞踏系。カンフーがまだ新鮮だった70~80年代ならいざ知らず今見ると舞踊を見せられているようなもので退屈である。

2025/07/24

2025/07/24

65点

テレビ/無料放送/BS12 トゥエルビ 
吹替


武闘映画にも多くのスターがいて、当然のことながら武術に優れているのだが、映画スターとなるとそれだけでは十分ではない。やはり、何かしらの華がないと本格的な人気は上がらない。
その点でB・リーやJ・チェンといったレジェンドはやはり頭抜けている。

2024/04/27

2024/04/30

80点

VOD/U-NEXT 
字幕


二年ちょっとぶり

久々に観賞。
安定の面白さ。
ショウブラザーズの名作。

2023/05/30

2023/05/30

65点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


ほぼ格闘&修行のみの映画

実在の人物らしい劉三徳(リュー・サンダ)だ主人公

進出した清の圧政で苦しむ広東の明の人々の中で、
青年のサンダが、格闘で負けたことから少林寺に行き、
何年にも渡って武術の修行を重ね、
戻って戦う話。

ストーリーはほぼこれだけで、
全編に渡って格闘か修行のシーンしかなく、
これといったヒネリもない作品。

主演のリュー・チャーフィーをはじめ、
アクションの身のこなしが素晴らしさと、
それを奇をてらわない手法で素直に撮影&編集をした的確さは解るが、
それにしても作りが単純すぎて単調に感じてしまう。

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【KINENOTEの情報の訂正】

英語のタイトルが"Shoalin Temple the 18 Bronzemen"となっているが、
これは別の映画のタイトルと思われる。
この作品の正しい英語のタイトルは"The 36th Chamber of Shaolin"

2023/04/11

2023/04/11

72点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


おもしろい

これは面白かった。少林寺での修業が丁寧にわかりやすく描かれているので、強さに納得。当時の中国の歴史的な背景もあって興味深く観た。