告発

こくはつ|Murder in the First|----

告発

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レビューの数

25

平均評点

79.9(249人)

観たひと

481

観たいひと

51

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1994
公開年月日 1995/4/22
上映時間 0分
製作会社 スタジオ・カナル・プリュス=カロルコ・ピクチャーズ
配給 東宝東和
レイティング
カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

悪名高きアルカトラズ刑務所を閉鎖に追い込んだ実際の事件に基づき、若き弁護士と囚人の友情を描いたヒューマン・ドラマ。「パッセンジャー57」「ワイアット・アープ」のダン・ゴードンのオリジナル脚本を、「ハートブレイク・タウン」のマーク・ロッコが監督。製作はマーク・フリードマンとマーク・ウォルパー、エグゼクティヴ・プロデューサーはデイヴィッド・L・ウォルパーとマーク・ロッコ。撮影は「みんな愛してる」のフレッド・マーフィー、音楽はクリストファー・ヤングが担当。主演は「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のクリスチャン・スレイターと、「激流」のケヴィン・ベーコン。「レオン」のゲイリー・オールドマン、「シンドラーのリスト」のエンベス・デイヴィッツ、「薔薇の素顔」のブラッド・ダリフ、「愛が微笑む時」のキーラ・セジウィックらが脇を固めるほか、実在のキャメラマン、マイク・ケリーに世界的に著名な写真家ハーブ・リッツが扮して特別出演。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

30年代後半、サンフランシスコ。若きエリート弁護士ジェームズ・スタンフィル(クリスチャン・スレイター)の初仕事は、アルカトラズ刑務所内で起きた殺人事件だった。被告は25年の刑に服役中のヘンリー・ヤング(ケヴィン・ベーコン)という若い囚人だった。ジェームズの度重なる訪問に、ヘンリーは少しずつ心を開くが、事件のことには触れたがらない。だが、彼の発するわずかな言葉の端々から、刑務所内の実態が明らかにされていく。劣悪な環境や副刑務所長グレン(ゲイリー・オールドマン)の残忍な拷問に耐えきれず、脱獄を企てたヘンリーは、仲間の裏切りによって狭く、寒く、日も差さぬ地下牢に閉じ込められる。3年後、地獄のような日々から解放された彼は、裏切った仲間を見つけると、衝動的にスプーンで相手を殺したのだった。真相にジェームズは激しい憤りを感じ、彼を救うために勝つ望みのない裁判を戦い抜く決意をする。裁判が始まり、ジェームズはヘンリーの無罪を主張し、非人道的な刑務所の歳月がヘンリーに殺人を犯させたと、逆に刑務所を告発する。それはアメリカの司法制度、ひいては合衆国政府に対する挑戦だった。法廷は騒然となり、衝撃は瞬く間に全米に広がる。2人には様々な圧力や妨害が降りかかり、周囲の人々は彼らと関わるのを恐れた。有力な弁護士である兄バイロン(ブラッド・ダリフ)も例外でなく、事務所の同僚である恋人メアリー(エンベス・デイヴィッツ)ですらジェームズの元から去っていく。一方、ヘンリーとジェームズの間には、いつしか立場を越えた不思議な友情と強い絆が生まれていた。裁判は苦戦し、いよいよ最終公判。ジェームズは最後の手段として、ヘンリー自身を証人として召還した。だが、彼は意外にも裁判に勝ちたくないと言う。あの地獄のような日々に戻るくらいなら死刑の方を望む、と。裁判はジェームズとヘンリーが勝訴するが、ヘンリーはまもなく自殺した。この裁判をきっかけに刑務所内では様々な改革が行われ、やがて63年に完全閉鎖された。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1995年8月下旬上半期決算号

外国映画紹介:告発

1995年5月上旬号

グラビア 《New Releases [新作映画紹介]》 :告発

特集 告発:作品評

特集 告発:マーク・ロッコ監督インタビュー

2023/09/24

2023/09/25

76点

選択しない 


彼は救われたのか

感動的な映画というより、痛々しさや辛さの印象が強く、見終わって人間の残酷さへの虚しさが残りました。妹との再会の喜びや出獄後の人生があったならと思いながら観ていましたが、そんな結末ではなかったので残念。彼を救うというより刑務所関係者への断罪という裁判。実話での彼の言葉を知りたくなりました。

1996/01/10

2023/04/20

70点

レンタル 
字幕


告発

良い映画。

2022/10/24

2022/10/24

82点

VOD/U-NEXT 

・法廷もの、刑務所もの映画のハイレベル作品 2020年代に見ても色あせない名作
・心底、胸糞な虐待 地下牢での想像を絶する3年2か月の監禁 副所長をはじめとした看守たちからの虐待 無間地獄のような日々 まさに目を覆いたくなる場面の連続
・心のやられた囚人を演じるケヴィンベーコンは正に名演 徐々にスレーターに心を開き友として心を交流する スレーターの配慮で初体験をさせようと女性を連れてくる場面は心温まる交流であり、心の病んだベーコンが行けない所もグッとくる アルカトラズに帰った場面で副所長に啖呵を切る場面で、覚悟を決め成長した彼が感じられた
・裁判シーン、元看守の証人を兄のリークで無効にされた場面は実にスリリングかつ絶望的に ベーコンのアルカトラズに戻りたくない事で陪審員の心に刺さり、減刑を勝ち取る結末も強引ながら良かった

・最近見ないクリスチャンスレーター 映画に出ているものの話題作は皆無 どうしているのだろうか 

2019/10/23

2019/10/23

-点

レンタル/静岡県/TSUTAYA/TSUTAYA 曳馬店/DVD 
字幕


...

1995/06/24

2017/06/15

60点

映画館/沖縄県 
字幕


愉しむとは次元の違う映画だ

今は無き沖縄・桜坂オリオンで観た。「ビッグ・ランニング」と二本立て。
重苦しい映画。出演している役者の演技合戦という趣。

そんな中でカメラがぐるぐる回る演出はどうかと思う。閉鎖的な刑務所、法廷が舞台だから、映画の躍動感をだそうとしてのか。冒頭の法廷の場面で室内をカメラが動き回るところから、役者の演技を削いでしまい、緊張感も弱くなる。

2017/03/11

2017/03/11

88点

選択しない 
字幕


印象強い最初の20分…

最初の20分は印象強く、
20分経った頃には口が開いていました(笑)
演技がとても上手、
ただ観てるときは演技というのも忘れるくらい圧巻され衝撃的でした。
その後ポップなBGMに切り替わるギャップの良さ。

最後勝利を勝ち取り、
ヘンリーヤングの歩く姿に
心打たれました。