アンドレ 海から来た天使

あんどれうみからきたてんし|Andre|----

アンドレ 海から来た天使

レビューの数

2

平均評点

64.8(6人)

観たひと

12

観たいひと

1

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1994
公開年月日 1995/7/15
上映時間 0分
製作会社 クシュナー‐ロック・プロ
配給 KUZUIエンタープライズ
レイティング
カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

アザラシのアンドレと、彼を育てた一家との友情を描いた、実話に基づく心温まる物語。監督は『スノーリバー 輝く大地の果てに』(V)、「ネバーエンディング・ストーリー 第2章」とファミリー映画に定評あるジョージ・ミラー。ハリー・グッドリッジとリュウ・ディーツの著書『A Seal Called Andre』を基に、ダナ・バラッタが脚色。製作はアネット・ハンドリーとアダム・シャピロの共同。撮影はトーマス・バースティン、音楽はブルース・ローランド、プロダクション・デザインを「レインマン」「アンタッチャブル」でアカデミー賞にノミネートされたウィリアム・A・エリオットが担当。主演は「コリーナ、コリーナ」の名子役ティナ・マジョリーノ。共演は「悲しき酒場のバラード」のキース・キャラダイン、「ラスト・ボーイスカウト」のチェルシー・フィールド、「許されざる者(1992)」のシェーン・メイヤー、「パーフェクト・ワールド」のキース・サラバージャ、「D2 マイティ・ダック」のジョシュア・ジャクソンほか。カリフォルニアのテーマパークで人気者のアシカ、トリー君がアザラシのアンドレを演じ、喜怒哀楽を巧みに表現する人間顔負けの演技が見もの。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

1962年、米北東部メイン州の小さな港町ロックポート。7歳のトーニ(ティナ・マジョリーノ)は父ハリー(キース・キャラダイン)に似て動物好きの少女。ある日、ハリーは海で一人ぼっちの子アザラシを見つけて家に連れて帰った。ハリーは妻サリス(チェルシー・フィールド)に離乳したら海へ返すと約束し、アンドレと名付けて飼い始める。トーニは学校にアンドレを連れていき、クラスの皆に紹介したところ、たちまち人気者に。一方、ハリーにライバル心を抱く幼なじみのビリー(キース・サラバージャ)は、アザラシが捕獲網を荒らしていると港湾責任者のハリーを責めたてた。アンドレの身を案じたハリーとトーニは彼に芸を仕込み、港の人々に披露。これが評判となって新聞や雑誌、テレビでも取り上げられて観光客が押し寄せた。一年が巡り、ある冬の日。かねてから父の愛情に飢え、妹のトーニとアンドレに嫉妬していたポーラ(エイダン・ペンドルトン)は、ビリーの息子マーク(ジョシュア・ジャクソン)との交際を禁じられたことを恨み、アンドレをさらって嵐の海に漕ぎ出した。ハリーはビリーと船で捜索に向かい、2人を無事救出するが、今度は小舟で海へ漕ぎ出したトーニが行方不明に。彼女を見つけ、ハリーたちの船に誘導したのはアンドレだった。この件で一家の絆と、ハリーとビリーの友情は再び強くなった。冬の間、アンドレは水族館に引き取られて水槽の中で生活していたが、トーニの意見で海に返されることになった。それから夏が訪れるたび、ロックポートにアンドレは里帰りをした。それはアンドレが亡くなる1986年まで続くのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1995年8月下旬上半期決算号

劇場公開映画批評:「アンドレ 海から来た天使」

1995年7月下旬号

グラビア 《New Release [新作映画紹介]》 :アンドレ 海から来た天使

2020/08/29

2020/09/01

50点

レンタル 


アザラシ役をアシカが演じる大胆な配役!

アシカなのにアザラシと呼ばれる。
英語であれば"seal"でアシカもアザラシも表すことができるが
日本語ではそうはいかない。翻訳者の苦労が偲ばれる。

1995/07/03

2013/02/02

60点

その他/試写会 


アザラシと父娘

アザラシと父娘の交流が、港町の人々をも巻き込んでいくファミリー映画。「マッドマックス」のジョージ・ミラー作品だが、「ロレンツォのオイル」に比べると雑な印象があり、格段落ちる。「フリー・ウィリー」の二番煎じは否めない。