ミセス・ダウト

みせすだうと|Mrs. Doubtfire|Mrs. Doubtfire

ミセス・ダウト

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レビューの数

38

平均評点

72.9(441人)

観たひと

913

観たいひと

48

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル コメディ
製作国 アメリカ
製作年 1993
公開年月日 1994/4/9
上映時間 125分
製作会社 ブルー・ウルフ・プロ
配給 20世紀フォックス
レイティング 一般映画
カラー
アスペクト比
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSR

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

離婚した父親が子供たちに会いたい一心で、女装して元妻の家庭へ家政婦として潜り込んでの騒動を描いたコメディ。アン・ファインの小説(邦訳・講談社文庫)を「潮風のいたずら(1988)」のレスリー・ディクソンが新人ランディ・メイエム・シンガーと脚色、「ホーム・アローン」シリーズのクリス・コロンバスが監督して映画化。製作は、ロビン・ウィリアムズと夫人のマーシャ・ガーセス・ウィリアムス、マーク・ラドクリフの共同で、本作はウィリアムス夫妻の設立したブルー・ウルフ・プロの第1回作品。撮影は「パトリオット・ゲーム」のドナルド・M・マッカルパイン、音楽は「羊たちの沈黙」のハワード・ショア。美術は「ゴッドファーザーPARTII」のアンジェロ・グラハム。特殊メイクは「ドラキュラ(1992)」のグレッグ・キャノン。主演は「トイズ」のロビン・ウィリアムズ。共演は「ソープディッシュ」のサリー・フィールドら。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

7色の声を使い分ける声優のダニエル(ロビン・ウィリアムズ)は仕事中にボスともめ、クビになる。インテリアデザイナーの妻ミランダ(サリー・フィールド)は、子供と遊ぶしか能のない夫にうんざりしていた。長男クリス(マシュー・ローレンス)の12歳の誕生パーティで子供や動物たちとバカ騒ぎをしたダニエルに、ついにミランダの怒りが爆発し、離婚を宣言する。クリスの姉リディア(リサ・ジャクブ)と5歳の妹ナタリー(マラ・ウィルソン)も落胆するが、それ以上にショックだったのは、子ぼんのうなダニエルだった。裁判の結果、養育権はミランダのものとなり、ダニエルは週に1度しか彼らに会えなくなった。一方、ミランダは昔の恋人スチュ(ピアース・ブロスナン)と交際を始める。ミランダは留守中に子供の世話をしてくれる家政婦を雇う新聞広告を出すが、それを知ったダニエルは、オカマで映画の特殊メイクアップ・マンの兄フランク(ハーヴェイ・ファイアスティン)の協力で、初老のイギリス夫人に変身。ミセス・ダウトと名乗ってミランダを訪れた彼はすっかり気に入られ、家政婦として雇われる。ミランダも子供たちもフランクとは気づかず、何度もバレそうになるのをごまかしながら、彼は子供たちを厳しくしつける。ある日、クリスとリディアはダウトの正体に気づくが、パパの本心を知り3人だけの秘密にする。その頃、ダニエルはTV局の社長ランディ(ロバート・プロスキー)に気に入られ、新番組の打ち合わせにレストラン″ブリッジス″に招待される。ところが同時刻、同じ場所でミランダの誕生祝いがあった。仕方なくレストランに向かった彼は、トイレで忙しく変装しながら、2組のテーブルを往復する。酔ったフランクは、スチュにいたずらを仕掛けてさんざんな目に遭わせるが、逆に正体がバレてしまう。子供たちに対する愛情を知ったミランダは、フランクと和解する。TV番組のホストも好評を博した彼は、子供たちの良きパパだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1994年5月上旬号

外国映画紹介:ミセス・ダウト

1994年3月下旬号

特集 ミセス・ダウト:作品評

特集 ミセス・ダウト:ロビン・ウィリアムズ研究

特集 ミセス・ダウト:フィルモグラフィ

特集 ミセス・ダウト:コラム

特集 ミセス・ダウト:プロダクション・ノート

1994年2月上旬号

グラビア特集 :ミセス・ダウト

2024/04/18

80点

選択しない 


ロビンの演技、好きだったなー

現実にあり得ないとかいえばそうなるけれど、彼の演技が秀逸だから、成り立つ映画。
彼のでた映画は、どれも安心してみられるし、心暖まる。本当に、もっともっと見たかったです。

2024/04/17

2024/04/17

76点

テレビ 
字幕


本編はドタバタのコメディで、どうしようもない夫の役をロビンが演じている。新喜劇に出てくるような二人役。日本の喜劇にも描かれているが。
最後の結末により助けられるストーリーとも考えられる

2024/04/16

2024/04/16

-点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


こども3人 かわいい

ネタバレ

『小さな大人として扱う』
「あの頃 こどもたちは幸せだった」
『あなたは悪くないのよ しっかり生きてね』

2024/01/27

2024/01/27

80点

選択しない 


ロビン・ウィリアムズが印象的

 女装ものの中でもこのロビン・ウィリアムズはすばらしい。魅力的なおばあさんを作り上げることに成功している。雰囲気や体型、物腰には普遍的なおばあさん像というものがあるに違いない。皆が求めている理想的な像をロビン・ウィリアムズは演じた。
 実像より虚像のほうが輝いていることはよくあることかもしれない。

2023/11/15

2023/11/15

70点

テレビ/有料放送/ムービープラス 
字幕


なんかね

80年代から90年代の映画ってなんか観ていて落ち着くんだよね。なんでだろうね。それにしても、久しぶりにロビン・ウィリアムズの名演技を観ました。本当にスゴイ人でしたね。残念だなあ。

2023/07/20

2023/07/20

30点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


冒頭、中間、終盤にウンザリさせるシークエンスがある

サリー・フィールドは好きだ。思春期の頃、TBSで放送していた「いたずら天使」「ギジェットは15歳」に夢中になった。決して美人じゃないのに引き込まれる。ただ彼女が成人してからの代表作《ノーマ・レイ》《プレイス・イン・ザ・ハート》みたいなのはあまり好きじゃない。とてつもない演技派女優だと思う。そんなサリー・フィールドに何にもさせず、映画はひたすらロビン・ウィリアムズの女装芸を追う。
初めの方で、女装してバーブラ・ストライサンドのモノマネをしてるが、アメリカ人には爆笑もんだろうと感じた。私にはアメリカの日常生活のバックボーンがないのでわからない。
清水ミチコが瀬戸内寂聴、小池百合子、デヴィ夫人を次々マネていく感覚。2時間のこの映画を見るより清水ミチコの芸を見てる方が私には笑える。
冒頭のロビン・ウィリアムズが自宅に動物を連れ込む狂騒シークエンスで見続ける気が失せる。この人、病気だよ。いくら子供達が喜ぶからってそんな事、後先考えずにずっとやってきた、その結婚生活たるや妻にとっては悲惨でしかない。
中盤の離婚後、ロビン・ウィリアムズのアパートに調査のために来た家庭訪問員の前で男と女を演じ分けるドタバタ、終盤のレストランでの同じギャグが、まったく面白くない。見てるのが辛い。
それと、これはまったく別の話だが、ロビン・ウィリアムズの最期を知ってるとちょっと悲しくなってくるのです。
桂枝雀にしても、笑いという「芸」を追求する人達は大変な仕事をしていると思う。松任谷ユーミソさんも長生きして下さい。