パルプ・フィクション

ぱるぷふぃくしょん|Pulp Fiction|Pulp Fiction

パルプ・フィクション

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レビューの数

168

平均評点

81.0(1634人)

観たひと

2686

観たいひと

201

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ / コメディ
製作国 アメリカ
製作年 1994
公開年月日 1994/10/8
上映時間 154分
製作会社 ミラマックスフィルム=ア・バンド・アパート ジャージー・フィルム
配給 松竹富士
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSRD

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

アメリカの低級犯罪小説であるパルプマガジン的なストーリーをコンセプトに殺し屋たちの話を3つの物語が交錯するように語られるコメディあり、ヴァイオレンスありのドラマ。監督・脚本は「レザボア・ドッグス」で監督デビューし、「トゥルー・ロマンス」やオリヴァー・ストーンの「ナチュラル・ボーン・キラーズ」の原案を手がけているクエンティン・タランティーノ。製作は「レザボア・ドッグス」「キリング・ゾーイ」などのローレンス・ベンダー。撮影はポーランド出身で「レザボア・ドッグス」でアメリカ映画界に進出したアンジェイ・セクラ。編集は「天と地」「レザボア・ドッグス」のサリー・メンケ。美術は「エル・ノルテ 約束の地」でアカデミー賞にノミネートされ、同じく「レザボア・ドッグス」からのスタッフであるデイヴィッド・ワスコ。主演は「キャリー」「サタデー・ナイト・フィーバー」「ベイビー・トーク」シリーズのジョン・トラヴォルタ、「ダイ・ハード」「虚栄のかがり火」のブルース・ウィリス、そして「危険な関係」「ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女」「カウガール・ブルース」のユマ・サーマン。ほかに、「星の王子ニューヨークに行く」「モ'・ベター・ブルース」「ジュラシック・パーク」のサミュエル・L・ジャクソン、「コックと泥棒、その妻と愛人」「ゴッホ」「レザボア・ドックス」のティム・ロス、そして「ミーン・ストリート」「アリスの恋」「レザボア・ドッグス」「ピアノ・レッスン」「バッド・ルーテナント 刑事とドラッグとキリスト」などに出演しているベテラン、ハーヴェイ・カイテル。94年カンヌ国際映画祭パルム・ドール賞受賞。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

ロサンゼルスの朝、コーヒーショップで不良カップルのパンプキン(ティム・ロス)とハニー・バニー(アマンダ・プラマー)が突然立ち上がり強盗を始める。2人組ギャング、ヴィンセント(ジョン・トラボルタ)とジュールス(サミュエル・L・ジャクソン)がボスの命令でだまし取られたスーツケースを取り返しに若いギャング団のアパートに車を走らせ、虫けらのように彼らを殺して出ていく。その頃ボクサー、ブッチ・クリッジ(ブルース・ウィリス)がギャングのボス・マーセル・ウォレス(ビング・ライムス)から八百長の依頼金を受け取っていた。ヴィンセントはマーセルから留守中、若く美しい妻ミア(ユマ・サーマン)の食事の相手を命令され、2人は50年代風のクラブ・レストランに行きダンスを踊り、互いに魅かれ合う。しかしボスの妻に手を出すことを恐れて帰ろうとすると、ミアが知らぬ間にヴィンセントの持っていたヘロインを吸いこんで意識を失い狼狽するが、ミアは運良く意識を取り戻し2人はこのことを2人の秘密にしようと誓って別れる。ブッチはマーセルを裏切って自分に大金をかけて試合に勝ってしまった。ブッチは恋人ファビアン(マリア・ディ・メディルシュ)の待つモーテルにかけ込むが彼女が父の大切な形見である金時計を忘れていることを知り、危険を覚悟で再び自分のアパートに戻る。そこにはヴィンセントが待機していたが銃を置きっぱなしにしてトイレに入っていたヴィンセントは逆にブッチに撃たれて死んでしまう。しかしその後ブッチはマーセルに出会い、その後2人は変質者たちに捕まってしまい拷問を受ける。ブッチはそれでも最後はファビアンとともに街を離れることに成功する。時間は戻り、スーツケースを取り戻したヴィンセントとジュールスが車を走らせている。ヴィンセントが誤って撃ってしまった死体の始末にザ・ウルフ(ハーヴェイ・カイテル)を呼び、一件落着した後、2人が入ったコーヒー・ショップではパンプキンとハニー・バニーが強盗をやらかそうとし始める。しかしジュールスによって無事スーツケースを持って出ることに成功する。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2019年9月下旬特別号

巻頭特集 キネマ旬報創刊100年特別企画 第5弾 1990年代外国映画ベスト・テン:ベスト15 解説

1994年12月下旬号

外国映画紹介:パルプ・フィクション

1994年9月下旬号

特集 パルプ・フィクション:クエンティン・タランティーノ インタビュー

特集 パルプ・フィクション:作品評

特集 パルプ・フィクション:作家論

グラビア 《New Release》(新作映画紹介):パルプ・フィクション

1994年8月上旬号

グラビア:パルプ・フィクション

2024/10/28

2024/10/30

70点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
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犯罪がいっぱい

色んな種類の犯罪のオムニバスのような映画。
犯罪者たちが交わす話が結構長くて、しかも後の場面で回収されるところが結構気持ちいい。最後の圧巻のシーンはやはり見もので5点プラスです。

2024/10/04

2024/10/04

85点

VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 
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何度見ても

「タランティーノ見直し特集(個人的に)」2本目。公開当時は、私は映画の人ではなくて音楽の人だったので、バンド仲間とこの映画のことをずいぶん話した気がする。当時は、なんてカッコいい、センスのいい映画なんだろう、と思ってうっとりしながら見た気がする。映画のインプットのほうが多くなるまでは、そんな感じだったかもしれない。

今は、全体構成もだし、細部に至るまでとにかく「どうやったら面白い映画になるか」を徹頭徹尾作り込んだものがこれなんだ、と思う。「ぜったいこれないわ!」という、怖くて笑えないようなジョークが次から次へと続く。2時間半も続く。ジョン・トラボルタが撃たれてから1時間も。

だいぶ何度も見てるので、驚きはないけど、細かい部分のつながりは「そうか、なるほど」と復習する箇所もあります。ハニーバニーは典型的な騒いで撃たれるキャラだけど生き延びてたんだっけ。このあとトラボルタはすぐにやられるけど、映画としてはハッピーエンドだ。タランティーノは壮大な復讐を遂げて大きなカタルシスを得たい監督だと思うけど、それでもなお観客にはハッピーな気持ちで見終えて欲しい、のに違いない。

さて次はジャッキー・ブラウンです。

2024/04/17

2024/04/17

38点

選択しない 
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カッコつけ

テンポ良し、キャラクター良し。
悪人が悪行を一度止めただけのことでしかないが。

2024/02/14

2024/02/14

88点

VOD/NETFLIX/レンタル/タブレット 
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NETFLIXにあったので2回目の鑑賞。1回目は有名な映画だから高尚な内容だと思い込んでみていたが、2回目は軽い気持ちで観たからか、より一層楽しめた。ハラハラドキドキが絶えず続き、最後まで楽しめる。ブッチがマーセルスから逃げ切れるかは最後まで展開が読めずにドキドキした。考えうる最善の択を選んだのが良かった。ヴィンセントがマーセルスの奥さんを無事に世話できるのかはハラハラするが、馬鹿馬鹿しく面白い。スリルと笑いが混在し、そこにオシャレな会話劇が組み込まれて素晴らしい映画だった!

2023/08/19

2024/01/08

90点

映画館/東京都/立川 CINEMA CITY/TWO 
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タランティーノ作品を観る

多方面からの評価が高いタランティーノの代表作(?、私の中では)を観てみた。はちゃめちゃだけど何かアメリカらしいし、映画ってこういもの的な意味でも面白かった。何でもありって面白い。

2023/08/24

2023/08/31

70点

映画館/千葉県/キネマ旬報シアター(旧TKPシアター柏) 
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初のタランティーノ

いくつかのエピソードがあり、どれも一風変わっていて面白いが、お気に入りはハーベイ・カイテルがまるでビジネススクールの教師みたいな一編
タランティーノの演技もいい
トラボルタはカッコよくはないが、愛嬌のある花のある顔立ちと独特の声が魅力、ツイストもダンスは流石にうまいので起用されたのだろうか
登場するギャングたちは冷酷で残虐なのになぜか普通の人っぽくて、それぞれにおかしい
最後のエピソードはあの形でまるでヒーロー気取りの二人がなんとも笑えた