昨日は堅田まで紳士服のはるやまに出掛け、目を付けていたワイシャツ(90%オフで2288円。そもそもの値付けがおかしい)を買い、帰りは愛車で途中越えを楽しんだ。おりからの豪雨で自然洗車も完了、満足のゴールデンウィーク初日を経て2日目。3時間49分の長尺に尻込みしていた本作に挑戦と相成った。
ケーキで身体を売るペギーに一気に持って行かれる。ここで1時間。マフィア映画の金字塔との触れ込みだが『ゴッドファーザー』や『グッド・フェローズ』とは明らかに異なる質感。突き詰めて言えば、過ぎ去った時代への郷愁を通奏低音に置いたマックスとヌードルズの友情譚なのだと思う。ここで2時間。長尺をふんだんに使ったストーリー・テリングに圧倒される。ただ、大人になったデボラ役のキャスティングは大いに疑問。ここで漸く正規のIntermission。妻いわく「面白いが、観るのに飽きてくる」。
とにかく長い。長過ぎて最初のほうを忘れてしまいどういう話かさっぱり解らなくなった。もはやレビュー以前のレベルである。考察サイトの受け売りを書いても仕方ない。テレビドラマでもふんだんに予算を掛けられる海外ならそちらのフォーマットが向いている題材ではないか。
以下余談。ロバート・デ・ニーロとジェームズ・ウッズに顕著だが、老け役をやらせると俳優の技量の差が如実に現れると思った。