スパイダー/増殖

すぱいだーぞうしょく|Vermines|Infested

スパイダー/増殖

レビューの数

11

平均評点

63.9(31人)

観たひと

43

観たいひと

5

(C)2023 MY BOX FILMS - TANDEM All Rights Reserved

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ホラー / スリラー
製作国 フランス
製作年 2023
公開年月日 2024/11/1
上映時間 106分
製作会社 My Box Films
配給 アンプラグド
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

場面 ▼ もっと見る▲ 閉じる

予告編 ▲ 閉じる▼ もっと見る

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

フランスで大ヒットを記録し、第35回シッチェス・ファンタスティック映画祭審査員賞を受賞したパニックホラー。パリ郊外の団地で暮らすエキゾチックアニマル愛好家のカレブが入手した毒グモが脱走。アパート内で繁殖・増大し、次々と住民たちに襲いかかる。監督は、本作がデビュー作のセヴァスチャン・ヴァニセック。第49回セザール賞最優秀新人監督賞・最優秀視覚効果賞ノミネート。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

パリ郊外の団地で暮らすエキゾチックアニマル愛好家のカレブ(テオ・クリスティーヌ)は、珍しい毒グモを購入する。スニーカーの転売で稼いでいるカレブは、同じアパートの住人トゥマニから注文を受けたスニーカーを渡すが、その直後、トゥマニは原因不明の死を遂げる。謎のウィルスが発生していると判断した警察は建物を封鎖し、住民たちは閉じ込められてしまう。そのころ、カレブが手に入れた毒グモが脱走し、猛スピードで繁殖し始めていた……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2024年11月号

UPCOMING 新作紹介:「スパイダー/増殖」

2025/09/02

2025/09/08

60点

選択しない 


蜘蛛は何かの象徴?

ネタバレ

 薄汚れたアパートで暮らす人々は移民たちが多かったのだろうか。最初はどこの国なのかわからない人種の混合。舞台がパリだとわかってそう思った次第。それにしても警察らの彼らへの対応は酷い。殺人グモに襲われた一般市民なのにまるで犯罪者なみの扱いである。
 このあたりの権力側の醜悪描写もクモの恐怖以上に作者が描きたかったところかも・・・などと思ってしまう。
 ホラー映画の題材としてはあまりに古風なクモに焦点をあてたスリラー。防衛本能のためか危険を察知すると徐々に巨大化するという設定がまあ不気味。そんなクモ相手のわあわあキャアキャアには密室系サスペンスがちょうど良い。この古いアパートはその舞台としては格好だったと思う。蜘蛛の巣のトンネルサスペンスには思わず払い除けたくなりました。でもクモたちは何の象徴だったのかと穿った見方をしたくなるホラーでした。

2025/03/09

2025/06/23

62点

VOD/U-NEXT 
字幕


蜘蛛物は「タランチュラの襲撃」が頂点

そもそも主人公がクソ過ぎ。頼りがいも無ければ頭のキレも感じられない。迷惑珍獣コレクターの見本。

スパイダーの成長と繁殖するスピードが速すぎて現実味が薄い。蜘蛛は多産なのでどうしても数の脅威が描かれがちだが、どうせならきっちりと退治するシーンも欲しかった。銃で応戦する警察がバカバカしく映る。

一定の時間しか灯かない蛍光灯が、まさにいらいらを増殖させた。

2025/03/13

2025/03/13

60点

VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 
字幕


クモが生活において身近なだけに結構ゾクゾクしてしまう⁈

これだけ多く出てくると、さすがに不気味さも半端ない。巨大な団地、住人は下層階級が多く混沌とした雰囲気に包まれているのもなかなかの設定。原題が「害虫」なだけに、これだけの数だったら人を襲わないゴキブリでもいけるのではと馬鹿みたいに思ってしまったが、、。

2024/12/11

2024/12/11

70点

映画館/石川県/シネモンド 
字幕


閉ざされたアパート内で巻き起こる昆虫大量発生パニック映画。あきらかに低予算ながら緊迫感があって面白かった。アクション演出もちゃんとしていて見応えがある。冷静に考えると数時間で駐車場に出てきたようなバカでかいクモが誕生するのは、どう考えてもおかしいのだが。

2024/12/08

2024/12/11

65点

映画館/福岡県/KBCシネマ 
字幕


決して誓わない男が誓った

おそらくこれまでの映画史に登場した凶暴な生物キャラの中で、最も増殖スピードが速いのは本作の毒蜘蛛に違いない。昆虫コレクターの主人公が故買屋の店で衝動買いしたのが運の尽き。スニーカーの箱に一晩入れておくつもりが隅っこが濡れていてやすやすと破られ逃げられてしまう。最初に主人公からスニーカーを買ったマッチョな黒人が犠牲になる。踏みつけられて潰れた蜘蛛の死骸を飼い犬が飲み込むと数分後には腹部を破った無数の子蜘蛛が部屋中に散乱、隣室の住人を襲ったりエアダクトから浴室に侵入したりありとあらゆる場所を占拠していく。

一番驚いたのは低温に弱い品種らしく繭を作ってあっと言う間に子孫を増やす生命力の強さ。非常口から駐車場に逃げようとする主人公たちが光を当てることで動きを静止させ、その隙に張り巡らされた繭を避けて出口を目指すシーンは、光を持続させるタイマーの時間制限の効果もあってハラハラさせられた。ここで主人公と疎遠だった親友が絶命するのだが、その恋人が執拗に側に行かせて!と絶叫しながら制止を振り切ろうとする場面は白けてしまった。いくら恋人が死んだからと言っても、毒蜘蛛のいる場所に乗り込めば即死することぐらい判断できるでしょうに。

国家権力による住民無視の根絶やし作戦はいつものこと。それにしても警官たちは有毒ガスを所持していながらどうして延々と毒蜘蛛に銃で立ち向かったのか。映画ならではのウソだとしてもやり過ぎである。
朝日と共に毒蜘蛛の動きが止まり、そこからはアパート全体の発破による爆破までが描かれる。主人公が森の中に親友の写真を埋める場面でジ・エンド。B級作品の域は出ないがスピード感ある話運びは大いに楽しめた。

2024/12/03

2024/12/09

67点

映画館/宮城県/フォーラム仙台 
字幕


フランスの貧困移民の現況

 2023年のフランス映画。爬虫類など希少だが危険な生物が好きなカレブは珍しい毒蜘蛛を手に入れる。パリ郊外のアパートに戻り、生き物たちのため常時暖房を入れている部屋で一時的にスニーカーの箱に保管する。しかしカレブからスニーカーを購入した同じアパートに住む若者が原因不明の死を遂げ、警察は何らかの感染を考えアパートを封鎖し住民をアパート内に隔離する。アパート内では蜘蛛の巣が目立ち始め住人たちが次々に亡くなっていく。始めは蜘蛛を捕獲することを考えていたカレブも、増殖し巨大化する蜘蛛から逃げることだけを考える。しかし蜘蛛の巣のはった通路をやっとの思いで通り抜けても警察の締め出しで屋外への脱出ができない。警官たちが毒蜘蛛にやられている間に何とか車に乗り込み手動で駐車場の扉を開けようやく脱出したのだった。
 予告編では毒蜘蛛のパニック映画の様相で蜘蛛の集団が襲ってくる感じだったので、気持ち悪さに打ち勝てるだろうかと不安を抱きながらの鑑賞でしたが、貧困アパートの住人たちの対立と協働、そして建物を封鎖した警察との攻防といった映画になっていました。蜘蛛の方はすさまじい繁殖力でアパートを牛耳るし、大きさも突然巨大になり襲ってくるあたりは、とても現実的ではなかった。そしてあの毒蜘蛛が普通に蜘蛛の巣を張るのもちょっと意外だったし違和感を覚えた。まあそれでもカレブが麻薬の密売人だと思い込むおじさんがカレブにつかみかかった末カレブの部屋で蜘蛛に襲われるのはちょっと溜飲が下がりましたが、中国系の掃除のおばちゃんが果敢に殺虫スプレーで立ち向かっても結局はやられてしまったのはちょっと残念でした。死んでいくのが貧困アパートに住む移民というのがフランスの現況なんでしょうかねえ。