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暗黒街の対決

  • あんこくがいのたいけつ
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  • 平均評点

    72.2点(97人)

  • 観たひと

    142

  • 観たいひと

    13

  • レビューの数

    22

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960/1/3
上映時間 95分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督岡本喜八 
脚本関沢新一 
原作大藪春彦:(「血の掟」)
製作田中友幸 
撮影山田一夫 
美術阿久根巖 
音楽佐藤勝 
録音渡会伸 
下永尚 
照明西川鶴三 
編集黒岩義民 
製作担当者森本朴 
助監督竹林進 

キャスト

出演三船敏郎 藤丘三郎
鶴田浩二 村山鉄雄
司葉子 サリー
河津清三郎 大岡久三郎(大岡組)
中丸忠雄 柴田(大岡組)
堺左千夫 お不動吉(大岡組)
牧野児郎 タンバ(大岡組)
岩本弘司 富田(大岡組)
田崎潤 小塚音吉(小塚組)
佐藤允 弥太(小塚組)
平田昭彦 天堂進(殺し屋)
中山豊 ター公(小塚組)
天本英世 市野(殺し屋)
若松彰 二川(殺し屋)
高木弘 三田(殺し屋)
小杉義男 大久保署長(荒神署)
中谷一郎 望月次席(荒神署)
夏木陽介 三宅警官(荒神署)
村上冬樹 警視庁部長
堤康久 警視庁課長
山本廉 岩井村記者(東朝新聞)
ミッキー・カーチス 杉野(殺し屋)
北あけみ マリ(アルバイト売春婦)
村松恵子 紅千代(柴田の情婦)
浜かおる ヒロミ(ストリッパー)
直木明 松尾(大岡乾分)
沢村いき雄 矢田(芸能ブローカー)
林幹 沼田(市会議員)
土屋詩朗 有力者
谷晃 ボヤキ上戸
瀬良明 泣き上戸
佐田豊 みよし乃店主

解説

大藪春彦の「血の掟」を「青春を賭けろ」の関沢新一が脚色、「独立愚連隊」の岡本喜八が監督したアクション・ドラマ。「日本誕生」の山田一夫が撮影した。パースペクタ立体音響。

あらすじ

荒神市は暴力都市だ。暴力団大岡組と「荒神川砂利採取権」を持つ小塚組が争っていた。東京から刑事藤丘が市警察に汚職警官として左遷されてきた。着任早々、大岡組のキャバレーで乱闘騒ぎを起した。No.1の女給サリーを争ってだ。正義派の望月次席と警官三宅を憤慨させた。藤丘はかつて小塚組の幹部だった村山鉄雄を訪ねた。鉄雄の妻は大岡組の仁木にひき殺された。鉄雄が大岡と争って得た女だ。彼は復讐の機会を狙っていた。藤丘は仁木を探しにサリーのアパートへ行った。大岡が待っていて、協力を求めた。藤丘は応じ、暴力行為で留置中の大岡の乾分を釈放した。--大岡は市会を動かし、小塚組から砂利採取権を奪い、親分小塚をも殺し屋に射殺させた。鉄雄の弟分弥太を中心に、小塚組は砂利場に集結した。そこを大岡組がなぐりこんだ。弥太は駆けつけた鉄雄をかばって死んだ。全滅だった。乗りこんできた藤丘に鉄雄だけが救われた。翌朝、弁護士天堂につきそわれて自首してきたのは浮浪者ばかりだ。望月次席は怒りを藤丘にたたきつけた。藤丘は笑うばかりだった。暴力団狩りに派遣された野口警部と誰が知ろう。鉄雄は大岡の命を狙ったが、殺し屋に襲われ、仁木の死を知ったサリーの裏切りで逃げられた。藤丘は大岡に疑われ、鉄雄の隠れ家を教えた。殺し屋がそこを襲った時待ち構えた鉄雄が皆殺しにした。彼はすぐ天堂らの手から藤丘を救った。望月次席は警視庁の命で藤丘救出に行き、そこで鉄雄を捕えようとした。大岡は監禁していたサリーを殺すため車を走らせ、追った三宅を射殺し、サリーを捨てた。大岡邸を警官隊が包囲した。鉄雄は車で飛びこみ、藤丘が止めたが、大岡を射殺した。藤丘は彼と向いあった。制止もきかず、鉄雄の拳銃が火を吹いた時、藤丘も撃っていた。鉄雄が倒れた。が、藤丘の的は鉄雄の背後で狙っていた天堂だった。鉄雄は天堂の弾で死んだ。

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