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のぼうの城

  • のぼうのしろ
  • The Floating Castle
  • The Floating Castle
  • 平均評点

    71.7点(1252人)

  • 観たひと

    1975

  • 観たいひと

    138

  • レビューの数

    190

基本情報

ジャンル 時代劇 / アクション
製作国 日本
製作年 2011
公開年月日 2012/11/2
上映時間 145分
製作会社 『のぼうの城』フィルムパートナーズ(制作 C&Iエンタテインメント=アスミック・エース エンタテインメント)(プロダクション協力 エース・プロダクション)
配給 東宝=アスミック・エース エンタテインメント
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ ビデオ 他
音声 ドルビーSRD
上映フォーマット デジタル

スタッフ

監督犬童一心 
樋口真嗣 
特撮監督尾上克郎 
脚本和田竜:(「のぼうの城」小学館刊)
エグゼクティブプロデューサー濱名一哉 
豊島雅郎 
製作統括信国一朗 
プロデューサー久保田修 
撮影清久素延 
江原祥二 
美術磯田典宏 
近藤成之 
音楽上野耕路 
主題歌エレファントカシマシ:(「ズレてる方がいい」(ユニバーサル シグマ))
録音志満順一 
照明杉本崇 
編集上野聡一 
VFXスーパーバイザーツジノミナミ 
佐藤敦紀 
VFXプロデューサー大屋哲男 

キャスト

出演野村萬斎 成田長親
榮倉奈々 甲斐姫
成宮寛貴 酒巻靭負
山口智充 柴崎和泉守
上地雄輔 石田三成
山田孝之 大谷吉継
平岳大 長束正家
西村雅彦 成田氏長
平泉成 成田泰季
夏八木勲 和尚
中原丈雄 北条氏政
鈴木保奈美 
前田吟 たへえ
中尾明慶 かぞう
尾野真千子 ちよ
芦田愛菜 ちどり
市村正親 豊臣秀吉
佐藤浩市 正木丹波守利英

(C) 2011「のぼうの城」フィルムパートナーズ

解説

城戸賞を受賞した和田竜のオリジナル脚本を、「ゼロの焦点」の犬童一心と「日本沈没」の樋口真嗣のダブル監督で映画化。戦国末期、豊臣秀吉、石田三成勢の2万人の大軍に500人の兵で立ち向かった実在の武将・成田長親の姿を描く。出演は「陰陽師」の野村萬斎、「最後の忠臣蔵」の佐藤浩市、「アントキノイノチ」の榮倉奈々、「逆転裁判」の成宮寛貴。TBS開局60周年記念作品。『のぼうの城』フィルムパートナーズ(TBSテレビ=アスミック・エース エンタテインメント=毎日放送=中部日本放送=東宝=小学館=C&Iエンタテインメント=博報堂DYメディアパートナーズ=アサツー ディ・ケイ=ジェイアール東日本企画=WOWOW=ハピネット=TBSラジオ&コミュニケーションズ=RKB毎日放送=北海道放送=静岡放送=中国放送=Yahoo! JAPAN=日本出版販売=サイバード=朝日新聞社=シブサワコウプロダクション=テレビ埼玉=東北放送=テレビ山梨=TSUTAYA=新潟放送=TOKYOFM)(制作プロダクション C&Iエンタテインメント=アスミック・エース エンタテインメント)(プロダクション協力 エース・プロダクション)

あらすじ

戦国末期。天下統一を目前に控えた豊臣秀吉(市村正親)は、最後の敵、北条家に大群を投じていた。周囲を湖で囲まれ“浮き城”の異名を持ち、人々が平穏に暮らす“忍城”に対し、秀吉は2万の軍勢で落とすよう、寵愛の家臣・石田三成(上地雄輔)に命じる。忍城の侍たちに緊張が走る中、農民や子供たちと楽しそうに戯れる侍、成田長親(野村萬斎)がいた。城主・成田氏長(西村雅彦)の従弟で、智も仁も勇もないが人気だけはある不思議な男。領民からは“でくのぼう”を意味する“のぼう様”の愛称で呼ばれ、皆に慕われていた。そんな長親に密かに想いを寄せる城主の娘、甲斐姫(榮倉奈々)。長親の幼馴染で歴戦の強者、丹波(佐藤浩市)。その丹波をライバル視する豪傑・豪腕の和泉(山口智充)。戦の経験は無いが“軍略の天才”を自称する靭負(成宮寛貴)。緊迫する仲間たちを前に、長親は呑気なことを言って皆を唖然とさせるが、ある日、天下軍が遂に忍城を包囲する。成田氏長は「秀吉軍とは一戦も交えずに速やかに開城せよ」との言葉を残し、長親に城を任せ、既に小田原に向かっていた。忍城の500人の軍勢では2万の大軍相手に戦っても勝ち目はない。やむなく開城することを決意する長親たちだったが、天下軍の威を借り、なめきった態度を取る長束正家(平岳大)と対面した長親は、一転戦うことを決意。長親のその強い決意に導かれるように、丹波をはじめとする武将たちや普段から長親を慕う百姓たちも立ち上がる。それは、戦によって名を挙げることに闘志を燃やす三成の思う壺であったが、秀吉に三成を支えるよう命を受けた盟友・大谷吉継(山田孝之)だけは、忍城軍のあり得ない士気の高さに警戒心を抱く。忍城軍は襲いくる大軍を前に、農民や老兵までが侍に劣らぬ活躍を見せ、地の利を生かし、騎馬鉄砲や火攻めなど多彩な戦術で天下軍を退けていく。想像を超える忍城軍の奮闘ぶりに三成は、城の周辺に巨大な人工の堤を築き、それを決壊させる“水攻め”を決断。濁流が流れ出し、領民たちは高台にある忍城本丸に必死に逃げ込む。このままでは本丸が沈むのも時間の問題。だが、忍城軍が絶望に包まれる中、長親はただ一人で武器も持たずに小舟で三成が築いた堤へと向かっていくのだった……。

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