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冷たい熱帯魚

  • つめたいねったいぎょ
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  • 平均評点

    75.9点(1170人)

  • 観たひと

    1867

  • 観たいひと

    170

  • レビューの数

    160

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 2010
公開年月日 2011/1/29
上映時間 146分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング R-18
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSR/DTS
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督園子温 
脚本園子温 
高橋ヨシキ 
製作杉原晃史 
プロデューサー千葉善紀 
木村俊樹 
撮影木村信也 
美術松塚隆史 
音楽原田智英 
録音小宮元 
照明尾下栄治 
編集伊藤潤一 
衣装デザイン荒木里江 
ヘアメイク杵渕陽子 
ライン・プロデューサー姫田伸也 
助監督吉田聡 
VFX鹿角剛史 
特殊造形西村喜廣 

キャスト

出演吹越満 社本信行
でんでん 村田幸雄
黒沢あすか 村田愛子
神楽坂恵 社本妙子
梶原ひかり 社本美津子
渡辺哲 筒井高康

解説

小さな熱帯魚屋を営む男が、ひょんなことから想像を絶する破滅の世界へ導かれていく姿を描く「愛のむきだし」の園子温監督作。出演は「ヘヴンズ ストーリー」の吹越満、「人の砂漠」の黒沢あすか、「童貞放浪記」の神楽坂恵、「月と嘘と殺人」のでんでん、「パーク アンド ラブホテル」の梶原ひかりなど。

あらすじ

2009年1月14日水曜日午後9時11分。どしゃぶりの雨の中を一台の車が走っていた。車内には、小さな熱帯魚屋を経営する社本信行(吹越満)とその妻、妙子(神楽坂恵)の2人。娘の美津子(梶原ひかり)がスーパーマーケットで万引きしたため、店に呼び出されたのだ。その場を救ってくれたのは、スーパーの店長と知り合いの男、村田幸雄(でんでん)。村田は同業の巨大熱帯魚屋、アマゾンゴールドのオーナーだった。帰り道、強引に誘われ、3人は村田の店へと寄る。そこには村田の妻・愛子(黒沢あすか)がいた。村田は、美津子にアマゾンゴールドで働くように勧め、翌日から美津子は女子従業員たちに交じって勤務をスタートさせる。継母である妙子が嫌いだった美津子は、住み込みで働く“新生活”を素直に受け入れていた。しかし、無力なのは社本だ。恩人である村田の強引さに引っ張られるばかりで、全く為す術がない。しかも彼はアマゾンゴールドの裏側で、恐るべき事態が進行していることをまだ何も知らなかった。数日後、村田に“儲け話”を持ちかけられ、呼び出された社本。そこには顧問弁護士だという筒井(渡辺哲)と、投資者のひとり、吉田(諏訪太朗)がいた。門外漢の高級魚のビジネス話に大金融資を逡巡していた吉田だったが、堅実そうな社本の存在も手伝い、契約書に押印。だが直後、吉田は殺される。愛子が飲ませたビタミン剤に毒が入っていたのだ。「俺に逆らった奴は、みんなこうなっちまうんだよ」と社本を前に吠える村田。豹変した村田と愛子に命じられるまま、社本は遺体を乗せた車を運転し、山奥にある怪しげな古小屋に辿り着く。村田と愛子は、風呂場に運んだ死体の解体作業を慣れた手つきでやってのける。細切れにされた肉と内蔵が詰め込まれたビニール袋、そして骨の灰。何も知らない妙子と美津子を人質に取られた社本は、それらの処分に加担することになる。やがて社本は、村田の暴走と共に地獄を体験してゆく……。

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