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女ざかり(1994)

  • おんなざかり
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  • 平均評点

    65.1点(60人)

  • 観たひと

    83

  • 観たいひと

    12

  • レビューの数

    11

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1994
公開年月日 1994/6/18
上映時間 118分
製作会社 松竹=テレビ東京=アミューズ=日本出版販売作品
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 16mm

スタッフ

監督大林宣彦 
脚本野上龍雄 
渡辺善則 
大林宣彦 
原作丸谷才一 
製作大谷信義 
プロデューサー中川滋弘 
撮影坂本典隆 
美術竹中和雄 
音楽久石譲 
録音今井康雄 
音響デザイン林昌平 
照明秋田富士夫 
編集大林宣彦 
監督補小倉洋二 
助監督田村孝蔵 
スクリプター土居久子 
スチール樋口通 

キャスト

出演吉永小百合 南弓子
津川雅彦 豊崎洋吉
風間杜夫 渋川健郎
藤谷美紀 南千枝
前田武彦 長谷川
岸部一徳 榊原善六
高島忠夫 浅岡平五郎
片岡鶴太郎 大沼晩山
尾美としのり 藤村
月丘夢路 柳雅子
中村玉緒 静子
水の江滝子 鮫島涼子
宍戸錠 橋爪
松坂慶子 田丸夫人
山崎努 田丸信伍
三國連太郎 浦野重三

解説

初めて書いた社説がもとで忍び寄る権力に対する女性論説委員の抗戦と、彼女を巡る人間模様を描くドラマ。監督は「水の旅人 侍KIDS」の大林宣彦。丸谷才一の同名ベストセラー小説(文藝春秋・刊)を原作に、脚本は野上龍雄、渡辺善則、大林の共同。撮影は坂本典隆が担当。主演の“女ざかり”南弓子には吉永小百合が扮するほか、豪華スターが共演している。スーパー16ミリ。

あらすじ

念願の論説委員になった新日報社の南弓子(吉永小百合)は、社会部出身の同僚・浦野(三國連太郎)を手助けする一方で、初めての社説を書いた。だがその社説は水子供養で儲けている、ある宗教団体の教祖を怒らせてしまい、そこから巨額の援助を受けていた政府与党の幹事長・榊原(岸部一徳)の圧力で、弓子は左遷を言い渡されることに。だが、彼女はきっぱり拒否。左遷が不首尾に終わると、今度は新社屋建設における国有地の払い下げに、待ったがかかる。彼女に想いを寄せる浦野の調べで事態の全貌を知った弓子は、愛人関係である大学教授・豊崎(津川雅彦)に相談、浦野をはじめ、彼女を助ける動きがあちこちで起こった。豊崎は自分の妻が榊原の妻と知り合いであるところから、弓子の一人娘の千枝(藤谷美紀)は恋人・渋川(風間杜夫)の叔父が政界にも顔がきく書家・大沼(片岡鶴太郎)である線から行動するが、いずれも弓子を助けることは出来なかった。意地でも引き下がりたくないと抗戦する弓子だったが、意外なところから、事態は解決した。弓子の伯母であり往年の映画女優・柳雅子(月丘夢路)が、現首相の田丸信伍(山崎努)の恋人であったのだ。こうして全てが解決し、浦野が定年退職を迎えた日、弓子もまた退社することを告げた。別れた夫が余命いくばくもなく、その看病を決意したのである。仕事にケリをつけ、浦野との、また豊崎との恋も終わったようではあるが、彼女はまた新たな“女ざかり”がやってくる思いを感じていた。

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