男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

エンドレス・ワルツ

  • えんどれすわるつ
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    67.3点(56人)

  • 観たひと

    97

  • 観たいひと

    12

  • レビューの数

    8

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1995
公開年月日 1995/10/7
上映時間 102分
製作会社 松竹第一興行作品(制作協力*若松プロダクション)
配給 松竹=松竹富士
レイティング R指定
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督若松孝二 
脚色新間章正 
出口出 
原作稲葉真弓 
企画若松孝二 
プロデューサー清水一夫 
撮影佐光朗 
美術山崎輝 
音楽吉田有信 
整音福田伸 
照明渡辺康 
編集鈴木歓 
衣装宮本まさ江 
浜井貴子 
助監督大日方教史 
スクリプター長坂由起子 
スチール西本敦夫 

キャスト

出演広田玲央名 鈴木いづみ
町田町蔵 阿部薫
相楽晴子 リリー
古尾谷雅人 吉沢元治
佐野史郎 江田正司
百瀬あすか ノブ子
室田日出男 精神科医・田辺先生
あいはら友子 バーのママ
副島輝人 井上敬三
灰野敬二 灰野敬二
フェダイン(不破大輔、川下直広、大沼志朗) ジャズバンド
種子 エーコ
小水一男 「プルチネラ」の男の客
川上泳 「アケタの店」の男の客
よこやまよしひろ 警官
柳川芳命 火葬場のアルト奏者
水上竜士 バーの客

解説

実在した天才的サックス奏者・阿部薫と元女優で作家の鈴木いづみをモデルにした愛憎ドラマ。原作は第31回女流文学賞を受賞した稲葉真弓の同名小説。監督は「シンガポールスリング」の若松孝二。主演は「外科室」の広田玲央名と「水の中の八月」の町田町蔵。(R指定)

あらすじ

作家・鈴木いづみは出版社から、伝説のサックス奏者で、いづみの夫だった阿部薫の伝記執筆の依頼を受けた。いづみと薫が初めて出会ったのは、学生運動の盛んな70年代の新宿ゴールデン街のバーだった。サックスの天才を自称する薫は、いづみに一目惚れ。強引にいづみのアパートに転がり込んで来てしまう。二人は、酒とクスリとセックスと芸術論の日々に溺れ、やがて結婚する。だが、その無軌道な生活ぶりは治ることはなく、むしろひどくなるばかりだった。特に人一倍嫉妬深い薫は、いづみの過去の男の江田とのことや創作上の意見の食い違い、ライヴ活動と自分の音への追求のいきづまりなどからすぐにヒステリーを起こし、いづみに暴力さえふるうようになる。また、持病の癲癇に悩まされたり、プロデューサーのノブ子と浮気したり、果ては精神病院送りとなってしまうのだった。そんな彼を見て次第に現実に目覚めていくいづみ。彼女は自分の仕事と生まれたばかりの娘を守るため、ついに彼を家からたたき出す。しかし、いづみにとって薫のいない生活は空虚そのものだった。だから突然舞い戻って来た薫を、いづみは再び迎え入れてしまうのであった。ところがある晩、仕事中のいづみは隣室で薫が絶叫と共に倒れているのを発見。急いで病院へ運び、懸命に看病したが、薫はそのまま帰らぬ人となってしまう。それからのいづみは精神に異常をきたし、薫の幻を見るようになる。86年の秋。出版社の原稿の催促に、いづみは今も続いている彼との関係を過去のものとして書けないと言い残し、7歳になった娘が眠るベッドの横で首を縊った。それから10数年後、成長した娘は両親との写真を見つめ、微かな記憶に思いを馳せるのだった。

関連するキネマ旬報の記事

1996年1月上旬新年特別号

日本映画紹介:エンドレス・ワルツ

1995年11月上旬号

劇場公開映画批評:「エンドレス・ワルツ」

1995年10月上旬秋の特別号

特別企画 日本映画に注目!:「エンドレス・ワルツ」「キャンプで逢いましょう」その他の作品

グラビア 《New Releases [新作映画紹介]》 :エンドレス・ワルツ