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サザンウィンズ

  • さざんうぃんず
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  • 平均評点

    55.6点(5人)

  • 観たひと

    8

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1992
公開年月日 1993/1/30
上映時間 112分
製作会社 東南アジア祭'92実行委員会=キティ・フィルム=サントリー=NHKエンタープライズ作品 インドネシア*エカプラヤ・フィルム作品 フィリピン*シネマ・アーティスツ作品 タイ*チュートチャイ・プロ作品 キティ・フィルム作品
配給 アルゴプロジェクト
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督スラメット・ラハルジヨ・ジャロット:(「ミラージュ<蜃気楼>」)
マイク・デ・レオン:(「アリワン・パラダイス<娯楽の天国>」)
チュート・ソンスイ:(「生命の樹」)
鴻上尚史:(「トウキョウ・ゲーム」)
脚本エロス・ジャロット:(「ミラージュ<蜃気楼>」)
ドイ・デル・ムンド・ジュニア:(「アリワン・パラダイス<娯楽の天国>」)
トム・タトリ:(「生命の樹」)
鴻上尚史:(「トウキョウ・ゲーム」)
飯島早苗:(「トウキョウ・ゲーム」)
原案ゴトット・プラコサ:(「ミラージュ<蜃気楼>」)
バンバン・スプリアディ:(「ミラージュ<蜃気楼>」)
ジョニー・アラオホ:(「アリワン・パラダイス<娯楽の天国>」)
トム・タトリ:(「生命の樹」)
ティラサック・キアットドゥリヤクン:(「生命の樹」)
栢野直樹:(「トウキョウ・ゲーム」)
企画国際交流基金アセアン文化センター(野呂昌彦/石坂健治) 
製作エロス・ジャロット:(「ミラージュ<蜃気楼>」)
マイク・デ・レオン:(「アリワン・パラダイス<娯楽の天国>」)
ジェリー・オハラ:(「アリワン・パラダイス<娯楽の天国>」)
チャニパ・チェトソマ:(「生命の樹」)
伊地智啓:(「トウキョウ・ゲーム」)
椋樹弘尚:(「トウキョウ・ゲーム」)
総合プロデューサー田村尚教 
美術サタリ・SK:(「ミラージュ<蜃気楼>」)
セサール・ヘルナンド:(「アリワン・パラダイス<娯楽の天国>」)
カーチャ・ラチャプラタルン:(「生命の樹」)
中澤克巳:(「トウキョウ・ゲーム」)
音楽細野晴臣 
コシミハル 
鈴木惣一朗 
渡辺勝 
統括サウンド・ディレクター紅谷愃一 
録音野中英 
編集奥原好幸 
嶋信一 
カルソノ・ハディ:(「ミラージュ<蜃気楼>」)
ホセ・アルモフェラ:(「アリワン・パラダイス<娯楽の天国>」)
ヴァラバ・(カセンスィー・)ウグノット:(「生命の樹」)
助監督片島章三:(「トウキョウ・ゲーム」)

キャスト

出演クララ・シンタ「ミラージュ<蜃気楼>」バウー
ブディオノ「ミラージュ<蜃気楼>」三つの顔を持つ男
ヤティ・ペセク「ミラージュ<蜃気楼>」バウーの母
マヤ・スキニ「ミラージュ<蜃気楼>」チントレム
スワルディ「ミラージュ<蜃気楼>」ジャンブル
ジョニー・デルガード「アリワン・パラダイス<娯楽の天国>」興行主
フーリオ・ディアズ「アリワン・パラダイス<娯楽の天国>」フーリオ・マジャガ
ララ・メリッサ・デ・レオン「アリワン・パラダイス<娯楽の天国>」リガヤ・パライソ
ソラポン・チャトリ「生命の樹」タナチャイ
バンジェンデン・ヤマブハイ「生命の樹」ジャード
ソンポーン・デゥアンブライ「生命の樹」バントン
麿赤児「トウキョウ・ゲーム」花坂勝治
林美智子「トウキョウ・ゲーム」花坂雪江
松永麗子「トウキョウ・ゲーム」津村雪江
西川忠志「トウキョウ・ゲーム」村木正信
寺田農「トウキョウ・ゲーム」橋本

解説

日本、インドネシア、フィリピン、タイ四か国による、アジアの今をテーマに描くオムニバス映画。アセアン(東南アジア諸国連合)二十五周年を記念して開催された『東南アジア祭92』のためにアセアン諸国と日本が初めて共同制作したもので、四つの国の、それぞれ異なる世代の主人公を通して今のアジアの姿が浮かびあがる。インドネシア篇は「マイ・スカイ、マイ・ホーム」のスラメット・ラハルジョ・ジャロット、フィリピン篇は「マニラ・光る爪」のマイク・デ・レオン、タイ篇は「アナザーワールド」のチュート・ソンスイ、日本篇はオムニバス「ボクが病気になった理由」第一話「マイ・スウィート・キャンサー」の鴻上尚史がそれぞれ監督。

あらすじ

「ミラージュ〈蜃気楼〉」東ジャワのバワク山のふもとの貧しい村の娘バウーは、長年の夢が叶いジャカルタに働きにいくことになった。だが車中で荷物と全財産を盗まれてしまう。失意にくれる彼女を駅の売店の女主人たちが慰めてくれるが、一方で田舎に帰った方がいいと諭す。活気にあふれる都会で、バワーが思い浮かべるのは懐かしい故郷や家族の姿であった……。 「アリワン・パラダイス〈娯楽の天国〉」飽くことなくエンターテインメントを追い求めるフィリピン国民の要望に応え、娯楽省はタレント探しの大オーディションを実施、その会場で同じ村から出てきたフーリオとリガヤが再会した。二人は懸命に踊りや芝居を披露するが、娯楽省はてんで相手にしない。フーリオは涙ながらに自分たちの境遇の哀れさを訴えるが、それが何と新しい娯楽だと気に入られ、二人は貧乏生活を演じる仕事を無事手に入れるのだった。 「生命の樹」バンコク市街にビルを持つタナチャイは一代で成功した人物だが、資金操りに失敗、経営に行き詰まった彼はふと故郷の村に向かい、会社のマークにもした巨大なバンヤンの樹を訪ねる。そこで出会ったバントンという少年に笑顔に大切さを教えられ、一日をともにするうち、彼はまた元気になって都会に戻っていく。 「トウキョウ・ゲーム」会社を定年退職してゲームセンターに入りびたっている花坂勝治は、新しいゲームのモニターに誘われた。それはどんなことでも夢を実現させてくれるもので、花坂はそのリアルなゲームの中でもう一度新入社員になった。バリバリの会社人間として張り切る花坂だが、周囲の同僚は冷たい視線を投げかけ、彼と結婚するプログラムになっているはずの雪江でさえ、『一緒にはなれない』と言う……その時、ゲームは終了し、花坂は現実に戻ってしまった。

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