男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

吃七捕物帖 一番手柄

  • きつしちとりものちょういちばんてがら
  • ----
  • ----


  • 平均評点

    67.5点(11人)

  • 観たひと

    19

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1951
公開年月日 1951/11/8
上映時間 84分
製作会社 松竹・京都
配給 松竹
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督斎藤寅次郎 
脚本柳川真一 
永江勇 
製作石田清吉 
撮影服部幹夫 
美術桑野春英 
音楽加藤光男 

キャスト

出演高田浩吉 目明し吃の又七
水原眞知子 女房お清
柳家金語楼 与力大場彌十郎
木戸新太郎 おしゃべり松吉
加藤嘉 紀国屋彦左衛門
岸惠子 娘お鶴
伴淳三郎 丸橋半九郎
青山宏 手代文七
堺駿二 番頭七兵衛
清川虹子 小唄師匠お豊
田端義夫 根岸肥前守
鮎川十糸子 女中お杉

解説

製作は「母を慕いて」の石田清吉、脚本は「夏祭り三度笠」の柳川真一と、永江勇との共同執筆、監督は「女次郎長ワクワク道中」の斎藤寅次郎、撮影は「母を慕いて」の服部幹夫、配役は「鞍馬の火祭」の高田浩吉と岸惠子、「女次郎長ワクワク道中」のキドシンこと木戸新太郎、伴淳三郎、「飛び出した若旦那」の水原眞知子のほか柳家金語楼、加藤嘉、堺駿二、清川虹子などである。

あらすじ

天明年間のこと、江戸深川あたりで屑金一貫目と米一升を交換するという約束で貧民に屑金拾いをさせる一味があった。その様子を見て帰った目明かしの又七は家へ帰って見ると、両替屋紀の国屋へ奉公しているお杉がたづねて来ていたが、女房のお清のやきもちで話も出来ず帰って行ってその途中何者かに殺された。その手ににぎっていた羽織の紐を証拠に又七は犯人を探しに行くが、同じ目明し松吉と事ごとに衝突するのだった。又七はふと小唄師匠のお豊にさそわれその家で酒をのまされ酔っぱらうが、お豊が、又七の女房お清の父親は腕に「お春いのち」と入墨のある人だと話している最中旦那が来たというので又七は裏口から逃げ出すが、その旦那というのが与力大場彌十郎で、お豊がお杉の手にあった羽織の紐が大場の紐と一致するというと、やにわにお豊を殺してしまった。紀の国屋の娘お鶴がさらわれたというお清の注進に又七はキリシタン屋敷へしのび込むが、そこは大場一味の偽金作りの巣窟で、お鶴が御法度のキリシタンであることを種に紀の国屋に偽金を御用金として幕府へ納めろと脅迫している最中であった。又七はお清を奉行所へ走らせる一方、一味を相手に奮闘、やがてかけつけた奉行肥前守指揮の下に悪党は一網打尽となった。この時瀕死の重傷を負った大場は苦しい息の下からお清の父であることを告白し、せめても又七に手柄を立てさせようとするのだった。

関連するキネマ旬報の記事