ジェリーストーン国立公園に春がきた。公園監視課長スミスの悩みは、いたずらもののクマゴローである。クマゴローは恋人シンディ、親友のブー・ブーをさそっていたずらに余念がない。ある日、クマゴローは地方の動物園に送られることになった。ずるがしこいクマゴローのこと、さっそく替え玉を送り込み、自分は公園の中にかくれていたずらを続けていた。そうとは知らずシンディはクマゴローを追ったが、途中、サーカスの一座に入れられてしまった。シンディがいなくなったのを知ったクマゴローはブー・ブーをさそい、彼女を求めて冒険の旅にでた。ダンプカーからトラック、そして旅客機へと乗りつぎ、ついにシンディを助けだした。彼らはジェリーストーンに向かって出発したが、着いたところはなんと大都会ニューヨークだった。野次馬が集まり、パトカーやテレビ中継車とニューヨークは大騒ぎ。そうと知った国立公園のスミス課長がとんできたので、騒ぎはやっとおさまった。3頭のクマは懐しいジェリーストーン公園に帰っていった。