男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

女探偵物語 女性SOS

  • おんなたんていものがたりじょせいえすおーえす
  • ----
  • ----


  • 平均評点

    55.8点(9人)

  • 観たひと

    14

  • 観たいひと

    0

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1958
公開年月日 1958/10/7
上映時間 58分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督丸林久信 
脚色若尾徳平 
原作中山保江 
製作田中友幸 
撮影山田一夫 
美術浜上兵衛 
音楽宅孝二 
録音上原正直 
照明小島正七 

キャスト

出演白川由美 小川信江
佐原健二 木下剛
小沢栄太郎 西尾探偵部長
林幹 西条有正
一の宮あつ子 西条綾子
峯京子 西条みどり
土屋嘉男 岩田民夫
平田昭彦 岩田洋一郎
沢村いき雄 西村平吉
小泉澄子 西村の妻
野口ふみえ 西条の女中ふみ
瀬良明 岩田の会社の課長
中丸忠雄 石黒
加藤春哉 ホテルのボーイ
堺左千夫 山本
中田康子 マダム
向井淳一郎 同僚A
桐野洋雄 同僚B
若林映子 女社員
松葉良子 秘書

解説

中山保江の女探偵の手記を映画化したもので、「ドジを踏むな」の若尾徳平が脚色、「奴が殺人者だ」の丸林久信が監督、「密告者は誰か」の山田一夫が撮影した。「密告者は誰か」の白川由美をはじめ、佐原健二・中田康子・平田昭彦・峯京子などが出演する。

あらすじ

帝国秘密探偵社に勤務するベテラン女探偵小川信江は、富豪令嬢西条みどりの結婚相手の素行調査を依頼された。みどりがスキー場で知り合った岩田洋一郎と結婚したいといいだしたので、母の綾子が探偵社に頼んだのだった。信江はみどりの姉と称して、洋一郎の勤務先やクラスメートの石黒から聞いたところでは、洋一郎は粗野で評判はよくなかった。たまたま大学の構内で、やはり洋一郎の調査を依頼された興信所の山本に会った。山本から情報を交換しようといわれて、信江は洋一郎の許婚者だといってしまった。相棒の木下とレストランに入った信江は、傍に洋一郎が盛装をした紳士と一緒にいるのを見た。その帰り、ダンスホールに二人は寄った。そこで信江は洋一郎の従兄弟の民夫を知った。が、洋一郎の情報はとれなかった。信江は洋一郎のアパートを訪ねた。そこでみどりが洋一郎と信じているのが、実は民夫であることを知った。民夫は親から勘当され、バー・ナインのマダムとねんごろの仲だった。そんな素行の悪さも知らず、みどりは民夫とドライブに出かけた。その後、民夫は西条家にまで出入りするようになった。一計を案じた信江は、妖艶なスタイルに変装して、民夫を誘惑し明日の約束をさせた。西条家では不幸を未然に防げて大喜び、しかしみどりはおさまらず、洋一郎のアパートを尋ねた。そこで本物の洋一郎に会い愕然とした。翌日、心配する木下と共に、録音機を持って信江は民夫をホテルに誘い込んだ。みどりは信江と民夫のいる隣室に、木下と一緒に息をひそめて聞きいった。テープレコーダーには、民夫の本性が刻々と録音された。みどりはそれでも本当にしなかった。そしてこれは芝居だといって、ナイフをかざし自殺するとおどかした。その時、信江の悲鳴が聞こえ木下は隣室に飛び込み、危機一髪で信江の難を救った。事件はようやく解決、おまけに信江と木下の仲もめでたしめでたしとなった。

関連するキネマ旬報の記事

1958年12月上旬号

日本映画批評:女探偵物語 女性SOS