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警視庁物語 追跡七十三時間

  • けいしちょうものがたりついせきななじゅうさんじかん
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  • 平均評点

    63.6点(20人)

  • 観たひと

    28

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1956
公開年月日 1956/12/11
上映時間 54分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督関川秀雄 
脚本長谷川公之 
企画斎藤安代 
撮影福島宏 
美術田辺達 
音楽小川寛興 
録音広上庄三 
照明城田昌貞 

キャスト

出演永田靖 捜査第一課長
神田隆 捜査主任
堀雄二 長田部長刑事
南原伸二 宮川刑事
須藤健 林刑事
山本麟一 金子刑事
片山滉 銃器技師
岩上瑛 警視七号パトロールカーの警官
関山耕司 死体遺棄現場の刑事
滝謙太郎 自動車遺棄現場の制服警官
北峰有二 指紋係員
沢彰謙 山田刑事
久保比左志 看守
加藤嘉 坂田五郎
今井俊二 弟分の若い男
花澤徳衛 ビッコのモグリ医者
佐原広二 不精髭の男(小森留吉)
星美智子 小森の内妻アヤ子
大東良 源さん
瀬川純 泣き売りのサクラ男
泉三平 泣き売りの少年
田川恒於 ガソリン・スタンド事務員
菅沼正 配車係
牧野狂介 病院の医師
不忍郷子 旅館のおかみ
藤里まゆみ ドヤの女

解説

「第三非常線」の長谷川公之が脚本を執筆した警視庁物語第三話。監督は「青春の音」の関川秀雄、撮影は「浅草三四郎」の福島宏。主な出演者は「浅草三四郎」の堀雄二、星美智子、「少年探偵団 妖怪博士 二十面相の悪魔 二部作」の南原伸二、「母孔雀」の藤里まゆみ、他に加藤嘉、花澤徳衛、永田靖、今井俊二など。

あらすじ

午前一時、国道に面したガソリン・スタンドで強盗殺人事件が発生した。捜査一課の長田部長刑事始め宮川、林、金子の各刑事は活動を開始。スタンドの当直勤務員の死体からは銃弾が二発摘出され、ガソリンを補給した最後の車、桜タクシーの5--え1044番が捜査線上に浮ぶ。同じ夜、スタンドで用いられたと同じ米軍用筆銃による強盗殺人事件が発見される。被害者は桜タクシーの安部運転手。客に化けて安部を殺した上、そのタクシーでスタンドを襲ったものと推定され、問題の車も棄てられてあるのを見出す。現場にあった運転手用制帽の指紋から犯人は左利きと判明。凶器の出所と前科者の捜査、二手に分れた緊急手配で、拳銃は米軍将校宅から他の金品と共に盗まれたことが判る。程なく上野公園で盗難品リスト中の時計を売ろうとしていた窃盗犯人が逮捕されたが、拳銃は通称“源さん”という与太者に売ったと自供。変装して彼にサグリを入れてみた宮川刑事は見事失敗したが、居合わせた無精髭の男から拳銃を売ろうと持ちかけられ、彼を捕えようとする。逃げようとした男は車にはねられ瀕死の重傷を負う。男は死亡したが、情婦アヤ子は、さる左利きの男に春を売った際、枕探しで拳銃を盗んだと告白。“源さん”も皆の追求で、窃盗犯から買った拳銃を行きずりのチンピラに売ったと白状。ここで事件の前日、倉庫破りを働いた上、警官の射撃で負傷し、逃走した者が浮び上る。新宿のドヤ街を洗う宮川らは、チンピラが一人、負傷して寝込んでいると知る。モグリ医者の自白で事件の全貌が判明--“源さん”から拳銃を買ったチンピラが倉庫破りで負傷、治療費稼ぎに兄貴分坂田が同じ拳銃で運転手とスタンドを襲い、アヤ子は坂田から拳銃を盗んだのである。ドヤに張り込んだ宮川達は、見舞いに来た坂田と大格闘の末、弟分共々逮捕した。

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