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剣豪相馬武勇伝 桧山大騒動

  • けんごうそうまぶゆうでんひのきやまだいそうどう
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  • 平均評点

    57.3点(4人)

  • 観たひと

    6

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1956
公開年月日 1956/11/25
上映時間 81分
製作会社 新東宝
配給 新東宝
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督山田達雄 
脚本筧一彦 
大貫正義 
製作岡本良介 
撮影河崎喜久三 
美術黒沢治安 
音楽高橋半 
録音沢田一郎 
照明平岡岩治 

キャスト

出演嵐寛寿郎 相馬大作
御橋公 平山士竜
日比野恵子 お千代
御木本伸介 鶴田三郎
小笠原竜三郎 関良輔
田崎潤 畠山内蔵頭
中村彰 土佐守信明
沼田曜一 越中守安親
倉橋宏明 南部大膳太夫
武村新 尾崎富右衛門
鳥羽陽之助 土井大炊守
三原純 根岸肥前守
芝田新 兼岡作右衛門
草間長十郎 堀五郎左衛門
国創典 渡辺将監
波野幹雄 村松惣右衛門
岬洋二 三喜蔵
天知茂 弥太郎
松方新 新吉
高松政雄 木村源八郎
細川俊夫 伝兵衛
沢井三郎 猟師熊蔵

解説

忠誠の剣豪相馬大作を主人公とした時代劇。筧一彦と大貫正義とが共同で脚本を書き、山田達雄が第一回監督に当る。撮影は「怪異宇都宮釣天井」の河崎喜久三。主な出演者は「勤王? 佐幕? 女人曼陀羅 (二部作)」の嵐寛寿郎、「軍神山本元帥と連合艦隊」の小笠原竜三郎、田崎潤、沼田曜一、「金語楼の雷社長」の日比野恵子、他に御橋公、中村彰、細川俊夫、御木本伸介など。

あらすじ

徳川十一代将軍の頃、南部藩と津軽藩は国境の檜山をめぐり争い続けてきたが、折しも検地の南部藩家老尾崎富右衛門が津軽藩士の手に仆れた。将軍家の裁決は陰謀をめぐらす津軽藩の思うところとなった。水戸家指南役平山士竜の師範代、尾崎秀之助は富右衛門の一子。この報せを聞き圧政に泣寝入りする訳に行かぬ、と単独で檜山を奪還、父の仇を討つため相馬大作と改名、津軽侯に天誅を加えんと出陣し、津軽藩主土佐守の馬丁になりすまして機会を待った。ある日、隙を狙って土佐守に檜山返還を迫ったが果せず土佐守を刺した。大名の変死はお家断絶とあって津軽藩は土佐守を病死とみせかけ越中守安親を養子に立てるべく躍起となったが、大作は町々に土佐守誅害の貼紙を散布した。慌てた津軽藩は忍びの伝兵衛を遣わし、大作を殺害しようとした。大作はいったん行方を昏ましたが、世継ぎ越中守が将軍家目通りに出府するのを津軽街道に待伏せ、大砲を打ちかけた。しかし事前にこれを察知され、危うく逃れる。大作は神宮寺川で再び越中守を襲ったが、これも失敗。しかし一方の津軽藩も将軍目通りの日が迫ると焦燥の極に達し遂に大作もろとも平山道場爆破を決意した。伝兵衛がその任に当ったが発覚、彼は捕われた。が大作の釈放に伝兵衛は恩を感じ、越中守が将軍目通りのため津軽屋敷を出る時刻を密告した。越中守将軍目通りの日、大作は津軽藩鉄砲隊の追撃を避け屋敷に乗込んだ。大作は越中守に短銃を向け「檜山返還、悪政中止」の誓文書に署名を迫り、門外に待受けた水戸家の駕籠に乗り込むや津軽藩士の驚く中を悠々去った。宿願を叶えた大作は水戸公の懇願で江戸追放となった。

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