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唄祭けんか道中

  • うたまつりけんかどうちゅう
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  • 平均評点

    48.1点(7人)

  • 観たひと

    10

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1956
公開年月日 1956/5/24
上映時間 45分
製作会社 宝塚
配給 東宝
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督倉谷勇 
脚本紙啓二 
撮影近藤憲昭 
美術東和夫 
音楽河村篤二 
録音高木梅之助 
照明中江啓介 

キャスト

出演沖諒太郎 伊豆の弥太郎
三浦洸一 三崎の幸太郎
浦路洋子 お駒
環三千代 お新
川上健太郎 南部の磯吉
仁礼功太郎 太田の弥平
森川金太郎 金太
佐々木小二郎 三太
石田茂樹 太吉

解説

紙啓二の脚本を「天狗の源内」の倉谷勇が監督し、時代劇に初出演の歌手三浦洸一が主演する股旅人情劇。撮影は「漫才長屋に春が来た」の近藤憲昭。主な出演者は三浦洸一の他、「恋すがた狐御殿」の沖諒太郎、「女の学校」の浦路洋子、環三千代など。

あらすじ

伊豆の弥太郎は利根川べりの大喧嘩で大勢を斬ったため、暫く草鞋をはくことになる。彼はとある山中で顔役黒牛一家に襲われた女芸人お新を助けたが、弟分の三崎の幸太郎がお新の亭主になる筈と知ってガッカリした。二人に別れた弥太郎は、街道でうすのろの子分金太を連れた娘お駒に出会う。何とかお駒と仲良くなろうとする弥太郎は、ある夜お駒が父の仇伊豆の弥太郎を追う身と知り驚く。にせ者の正体に興味を宜えた弥太郎は、お駒に助太刀を断わられても彼女の後をつけて行き、ある宿で弥太郎と名乗るやくざ者に出会ったが、彼がお駒に知らせる前、にせ者は逃げ出してしまった。折角の仇を眼の前にしながらと怒るお駒も意に介せず、弥太郎は相変らずお駒の後をつけて行くある峠の茶屋で、弥太郎が土地の親分太田の弥平の許に草鞋を脱いでいると聞いたお駒は、弥平に訳を話して弥太郎の引渡しを申し出た。だが美しいお駒に邪念を起した弥平は、お駒の体と引換えると難題を吹っかける。怒ったニセの弥太郎は、自分の本名が南部の磯吉であることや、お駒の父を斬ったのは弥平に頼まれてしたことだと真相をバラしてしまった。今やこれ迄と弥平や子分共はお駒を襲うが、金太の注進でそこに飛び込んで来た本物の弥太郎は一家を叩き伏せ、お駒に仇討を遂げさせたホッとする間もなく、役人が来ると知らせに来た幸太郎とお新にお駒を托した弥太郎は、役人を誘導して逃げて行った。やがて街道の二筋道。幸太郎とお新の睦じい姿を見送ったお駒は、遥かな道の末に待つ弥太郎の姿に、金太を連れていそいそと駈けて行った。

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