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透明人間(1954)

  • とうめいにんげん
  • Invisible Man
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  • 平均評点

    64.3点(76人)

  • 観たひと

    152

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    23

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1954
公開年月日 1954/12/29
上映時間 70分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督小田基義 
特技監督円谷英二 
脚本日高繁明 
原案別府啓 
製作北猛夫 
撮影円谷英二 
美術安倍輝明 
音楽紙恭輔 
録音藤縄正一 
照明岸田九一郎 
編集庵原周一 
助監督丸輝夫 

キャスト

出演河津清三郎 南條
高田稔 矢島
土屋嘉男 小松
植村謙二郎 
水野匡雄 ジョー
三條美紀 美千代
近藤圭子 まり
大友伸 龍田警部
恩田清二郎 警視総監
沢村宗之助 代議士
藤原釜足 まりのおじいさん
堤康久 宝石商の店員
村上冬樹 社会部長山田

解説

「ゴジラ(1954)」に次ぐ東宝の怪奇スリラーで別府啓の原案を日高繁明が脚本を書き、「幽霊男」の小田基義が監督に当る。撮影・特技監督は「ゴジラ(1954)」の円谷英二である。出演者は「幽霊男」の河津清三郎、「お夏清十郎」の三条美紀「あんみつ姫」の藤原釜足、「継母」の高田稔、「地獄への復讐」の植村謙二郎のほか村上冬樹、土屋嘉男、恩田清二郎、童謡歌手の近藤圭子など。

あらすじ

銀座で透明人間が自動車に轢かれた。死体の持っていた手紙で、あと一名の透明人間が都内にいることが分った。新聞記者の小松は、目撃者として透明人間の取材に当った。ナイトクラブ黒船のボーイ長健は、歌手の美千代に野心を持っていたが、ピエロの南条に美千代は救われた。包帯で顔をかくした透明人間が現われ、競馬場、銀行等が次々と襲われた。警視庁は透明人間の捜査に全力をあげたが、手掛りはなかった。南条の住むアパートには盲目の少女まりが、お爺さんと住んでおり、南条はまりを可愛がっていた。芝浦の倉庫番をしていたお爺さんがある日透明人間に殺された。南条は、その夜小松に彼自身が特攻隊員として造られた透明人間であることを発見された。彼の潔白を信じる小松と南条は、黒船の支配人矢島と健が犯人であることを突きとめた。健に脅迫され麻薬の密売を強いられた美千代は、透明体の南条に救われた。ピエロ姿になった南条と美千代が公園にいる時、矢島と健が現われ、南条に手先きになることを要求したが拒まれ、南条を透明体にし、自動車の氾濫する中に投げ出した。矢島等が祝盃を上げようとした時、透明体の南条が現われた。目に見えない靴音が矢島と健を追い、逃げる自動車の行手を重油タンクにはばまれた矢島は、タンクに登り、透明体の南条と激しく格闘したが、ピストルがタンクに射ち込まれ爆発した。落ちる矢島と重なる様に南条の体が浮き出し、夢中ですがる美千代に抱かれて南条は死んだ。

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