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喧嘩鴉

  • けんかがらす
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  • 平均評点

    56.6点(7人)

  • 観たひと

    13

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1954
公開年月日 1954/11/10
上映時間 99分
製作会社 松竹・京都
配給 松竹
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督堀内真直 
脚本若尾徳平 
永江勇 
製作小倉浩一郎 
撮影服部幹夫 
美術川村鬼世志 
音楽木下忠司 
録音森沢伍一 
照明一瀬与一郎 

キャスト

出演高田浩吉 いろはの伊太郎
高橋貞二 十六夜新三
山根寿子 おぎん
野添ひとみ おさよ
田浦正巳 巳之吉
松井晴志 三平
澤村國太郎 富岡の滝蔵
山路義人 蝮の勘次
永田光男 高月大之進
近衛十四郎 大前田栄五郎
桜むつ子 お島
千秋みつる おちか

解説

「宮本武蔵(1954)」の若尾徳平と「びっくり五十三次」の永江勇が共同で脚本を執筆し、「青春前期」の堀内真直が監督に、「びっくり五十三次」の服部幹夫が撮影に当っている。出演者は、「忠臣蔵(1954)」の高田浩吉、高橋貞二、田浦正巳、「緑の仲間」の山根寿子、「君に誓いし」の野添ひとみのほかに近衛十四郎、千秋みつる、澤村國太郎など。

あらすじ

子供の時から喧嘩友達の旅人、伊太郎と新三はある時一緒に旅に出た。街道で知り合った芸者上りのおぎんが、新三の悪戯から蝮の勘次に因縁をつけられているのを伊太郎が救けると、新三は怒って先に行って了った。伊太郎はおぎんと富岡へ行こうとしたが勘次が富岡の子分と知り、松井田宿へ行った。松井田一家は妙義山一帯に縄張りを持っていたが、親分吉五郎は病気、子分は若い巳之吉だけで富岡の滝蔵が代官高月大之進の後押しで、松井田の縄張りを侵そうとしていた。富岡の客となっていた新三は伊太郎と会い松井田へ誘われたが、意地を張って行かなかった。妙義権現の祭りが近づき、伊太郎は吉五郎に代って地割りをしたが、富岡一家が暴力で追い散らした。巳之吉は殴り込みに行こうとするが、伊太郎は彼をなだめ、単身掛合いに行った。滝蔵は一六勝負で縄張りを決め様と、いかさまを使い、見破られると子分と共に素手の伊太郎に襲い掛った。新三が助けに出たが、居合せた上州の大親分大前田栄五郎の仲裁で、祭も無事に終った。滝蔵は伊太郎を倒せと、吉五郎に迫った。吉五郎は娘おさよと伊太郎を夫婦にして跡をついで貰うつもりだが、伊太郎は恋仲の巳之吉とおさよを、新三とおぎんを結ばせ様と置手紙を残して喧嘩に応じて行った。新三は伊太郎の後を追って行った後で滝蔵はおぎんを攫い、吉五郎を襲った。吉五郎、巳之吉が傷つき危い時、新三と伊太郎が駈けつけ、滝蔵と主だった子分達は斬られ、松井田には平和が戻った。一人淋しく旅に出た伊太郎を新三が追い、それをおぎんが追った。

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1954年11月上旬号

日本映画紹介:喧嘩鴉