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飛びっちょ判官

  • とびっちょはんがん
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  • 平均評点

    70.0点(1人)

  • 観たひと

    1

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル 時代劇 / コメディ
製作国 日本
製作年 1952
公開年月日 1952/11/27
上映時間 79分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督渡辺邦男 
脚本渡辺邦男 
原作子母沢寛 
企画坪井与 
撮影渡辺孝 
美術塚本隆治 
音楽山田栄一 
録音東城絹児郎 
照明山根秀一 

キャスト

出演片岡千恵蔵 遠山印金四郎
香川良介 父左衞門
大谷日出夫 弟金五郎
河部五郎 用人幾太郎
花柳小菊 吉原小吉
清川虹子 女中お島
堺駿二 重太郎
阿井三千子 愛之助
高松錦之助 父左吉
益田喜頓 行者玄達
坊屋三郎 願人亀
旭輝子 お玉
加賀邦男 鐘鬼の半兵衛
原健作 後家安
山室耕 浮草の安五郎
水野浩 相模屋宇左衛門
伴淳三郎 刺青師五郎

解説

「決戦高田の馬場」の坪井与の企画で、子母沢寛の同題名の大衆小説から「芸者ワルツ」の渡辺邦男がシナリオを書き、監督をしたもの。撮影は同作品の渡邉邊。出演者は「人生劇場 第二部」の片岡千恵蔵、「はだか大名 (前篇)」「はだか大名 (後篇)」の花柳小菊、宝塚歌劇出身の新人阿井三千子が重要な役で出演しているほか「カルメン純情す」の堺駿二、「大あばれ孫悟空」の清川虹子その他の喜劇又は助演陣である。

あらすじ

大目付遠山河内守の嫡男でありながら一介の小間物屋の番頭になって気随な町人生活をしていた金さん事金四郎は、吉原藝妓小吉が土地の顔役鐘鬼の半兵衛の無理難題に困っているのを救った。それ以来男嫌いの小吉も金さんにぞっこん惚れこんだが、金さんはそのため店をしくじって、稲荷長屋の住人になった。ところが同じ長屋に住む娘綱渡りの藝人愛之助が、相模屋の金持隠居に見染められ、これを金にしようととりもち役を買って出たのが顔役の半兵衛、愛之助の窮地を救ったのが小吉。そこで小吉は再び半兵衛一味に襲われることになったが、又しても金さんに救われた。金さんは男をあげたが、半兵衛や悪用人幾太郎にねらわれるところとなった。上総屋の放蕩息子市太郎が半兵衛の乾分後家安の美人局にひっかかって殺された事件も金さんが解決したが、突如その金さんが御用になって曳かれて行ってしまった。これは金さんの父河内守が危篤るためとられた応急の手段だった。そうとも知らぬ長屋では、愛之助を後援して興行したことから、又々半兵衛にあばれ込まれ、気丈な小吉らが後家安を刺殺してしまった。白洲へ引き出された小吉はじめ長屋の人々は奉行となって現れた金さんにびっくり。事情を知ったその正しい裁きで半兵衛の罪状は明るみへ。小吉は首ったけの金さんの裁きに喜んで罪に服するのだった。

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