ロスアンゼルスにやって来たジョー・モーガン(バリイ・サリヴァン)は、フランク・レオナード(アルバート・デッカ--)のスケート・リンクに勤めることになった。マネジャーのハリー(E・パレット)は彼を売子にしたが、フランクの妻ロバータ(ベリタ)がスケーターとして危険なナイフ潜りの芸をすることになった時、フランクはジョーもハリーのアシスタントに起用した。このことからやがてジョーとロバータは恋仲になり、これをかぎつけたフランクは、彼を別荘に誘って射殺しようとしたが却って雪崩のためフランクが雪の中に埋まってしまった。一方、ジョーのかつての情婦ロニーは、しばしば彼に復縁を迫ってはロバータに嫉妬していた。さて数ケ月後、ジョーはフランクがまだ生きていることを知った。ロバータは彼にフランクを殺させたが、秘密の露見をおそれた。ジョーは、ロバータまでもリンクの上で亡きものにしようとした。この時ジョーを見張りつづけていたロニーが彼を射った。今や夫と恋人を共にうしなったロバータは、ただリンク一すじに更正しようと決心したのであった。