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「女の小箱」より 夫が見た

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  • 平均評点

    77.8点(101人)

  • 観たひと

    161

  • 観たいひと

    17

  • レビューの数

    27

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/2/15
上映時間 92分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督増村保造 
脚色高岩肇 
野上龍雄 
原作黒岩重吾 
企画塚口一雄 
三熊将暉 
撮影秋野友宏 
美術渡辺竹三郎 
音楽山内正 
録音飛田喜美雄 
照明伊藤幸夫 
編集中静達治 
スチル沓掛恒一 

キャスト

出演若尾文子 川代那美子
川崎敬三 川代誠造
田宮二郎 石塚健一郎
岸田今日子 西条洋子
江波杏子 青山エミ
千波丈太郎 吉野元男
町田博子 津村光枝
小沢栄太郎 大曽根大作

解説

黒岩重吾原作『女の小箱』より、「犯罪作戦NO・1」の高岩肇、「風の武士」の野上龍雄が共同で脚色、「現代インチキ物語 騙し屋」の増村保造が監督したサラリーマン・スリラー。撮影は「若い樹々」の秋野友宏。

あらすじ

川代誠造は、敷島化工の株式課長だ。今、株の買占めに悩まされる敷島は、その防衛に必死で、川代も家をあける事もしばしば。妻の那美子はそんな夫との生活に耐えられず、友人に誘われるまま、バー「2・3」で遊ぶようになった。バーの経営者石塚健一郎は事業欲が旺盛で敷島の乗取りを企てるつわもの。石塚は郡美子が川代の妻と承知の上で誘惑した。石塚は、美人秘書エミやバーのマダム洋子とも関係している。一方誠造も石塚の情報を得るためエミと関係した。株の買占めに洋子は、何かと手をつくしていた。那美子が誠造の情事を知った直後、エミは何者かによって殺害された。犯人は誠造であるとみなされた。那美子は一度は夫のアリバイ造りに偽証したものの石塚の苦境を知り、夫を裏ぎり石塚のアリバイを証言した。全てに失敗し会社の地位をも失った誠造は、那美子に身体を売って石塚に株の買占めから手をひくよう懇願してくれとたのんだ。意を決した那美は石塚との情事にふけった。石塚は株の代金二百万を、洋子との手切れ金にし、那美子との新しい生活に入ろうとした。が、那美子が洋子の家でみたのは石塚の冷たいなきがらであった。

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1964年3月下旬号

日本映画紹介:「女の小箱」より 夫が見た