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陽気な殿様

  • ようきなとのさま
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  • 平均評点

    58.5点(17人)

  • 観たひと

    30

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル 時代劇 / コメディ
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/12/15
上映時間 90分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督森一生 
脚色笠原良三 
原作五味康祐 
企画久保寺生郎 
撮影今井ひろし 
美術下河原友雄 
音楽斎藤一郎 
録音林土太郎 
照明古谷賢次 
編集谷口孝司 
スチル小牧照 

キャスト

出演市川雷蔵 榊原隼之介
坪内ミキ子 弥々姫
高田美和 八重
宇津井健 松平長七郎
小林勝彦 八五郎
天知茂 挙手田多門
藤原礼子 ゆき
真城千都世 お光
佐々十郎 三次
菅井一郎 田口半兵ヱ
千葉敏郎 伴角右ヱ門
若杉曜子 遊女1
美吉かほる 富幾姫
尾上栄五郎 山中新左ヱ門
南部彰三 榊原忠次
荒木忍 呑水和尚
原聖四郎 斎藤勘解由
玉置一恵 池田光政
沖時男 若侍1
岩田正 本陣Aの主人
三上哲 番頭
大林一夫 供侍A

解説

週刊文春連載・五味康祐原作を「江戸へ百七十里」の笠原良三が脚色、「続・座頭市物語」の森一生が監督した喜劇調様代劇。撮影は「江戸へ百七十里」の今井ひろし。

あらすじ

男振りもよく腕前も抜群でそのうえ下世話にも通じた若様、榊原隼之介は大工の八五郎や鳶職の三次を友に自由な生活を楽しんでいた。年頃の隼之介は家督相続のため姫路へ旅することになったが、大仰なお供について来られては面白くないというので、八五郎と三次の三人だけで先行することにした。道中面白おかしく、やがて浜松に入った隼之介らは、浜松藩の家老斎藤勘解由と知り合い、威勢のいいところを見込まれて、埋蔵金のありかを示す絵図面を肌に彫込んだ八重という腰元を預けられた。夜道をかけた一行はあっという間に刺客に襲われ、八重は撃たれた。八五郎と三次は八重を背負って有馬の温泉へ先行し、傷養生をしているうちに隼之介とおち合うことにした。旅を続ける隼之介は乳きょうだいのゆきに出会った。ゆきは夫の仇討ちを狙っていたが、犯人の角右衛門は明石藩にかくまわれているという。一計を案じた隼之介は明石藩の息女弥々姫の行列を襲い、彼女を人質として角右衛門の引渡しを迫った。弥々姫は心に染まぬ松平七郎との見合いに行かされるところだったのでこの事件をかえって面白がり、隼之介とはすっかり意気投合したようす。一方、有馬では八重の傷も治り、しかも八五郎と八重は甘い言葉を交すところまで発展、隼之介を驚かせた。予定通り交換は行われた。長七郎に会った隼之介は一件を詫びると共に、八重の善処方を依頼、最後に角右衛門と対決して見事倒した。後日、長七郎に会った隼之介は「弥々姫は貴殿の方が好きだと言いおった。わしは外にいいのを探すよ」といわれた。二つのおしどり駕篭が華やかな行列とともに江戸へ向ったのは間もないことだった。

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