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女と三悪人

  • おんなとさんあくにん
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  • 平均評点

    70.9点(26人)

  • 観たひと

    36

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    10

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1962
公開年月日 1962/1/3
上映時間 103分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督井上梅次 
脚本井上梅次 
企画加藤裕康 
撮影今井ひろし 
美術西岡善信 
音楽鏑木創 
録音奥村雅弘 
照明古谷賢次 
編集宮田味津三 
スチル藤岡輝夫 

キャスト

出演山本富士子 瀬川喜久之助
勝新太郎 竜運和尚
中村玉緒 お光
大木実 鶴木勘十郎
市川雷蔵 芳之助
小林勝彦 生首の銀次
浦路洋子 照奈
中村豊 からす金の弥三
島田竜三 楽之助
三島雅夫 但馬屋徳右衛門
立原博 盲目の柳全
南条新太郎 奉行
嵐三右衛門 松右衛門
小林重四郎 目明し紋次
寺島雄作 六造
毛利郁子 街の女
近江輝子 飴売のおかみ
潮万太郎 易者の三伯
尾上栄五郎 団三
東良之助 茂平
市川謹也 翫五郎
天野一郎 久松
浅尾奥山 一座の男A
高倉一郎 一座の男B
玉置一恵 番頭栄作
伊達三郎 たる平の客甲
小柳圭子 一座の女A
小林加奈枝 風車売の老婆
横山文彦 一座の男C
堀北幸夫 賭場の男
越川一 たる平の客乙
沖時男 目明し吉松
三上哲 片手の乞食
大杉潤 賭場の男
浜田雄史 賭場の男

解説

「妻あり子あり友ありて」の井上梅次が脚本を書き監督したコメディ・タッチの時代劇。撮影は「大菩薩峠 竜神の巻(1960)」の今井ひろし。出演は「続 悪名」の勝新太郎、「大菩薩峠 竜神の巻(1960)」の市川雷蔵、「黒い十人の女」の山本富士子など。

あらすじ

江戸は両国、泥棒横町を一座の本拠とする女座長の瀬川喜久之助には、大道芸人の元締めとして睨みをきかす竜運和尚、一座のお囃子をつとめる浪人鶴木勘十郎が首ったけ。ある日、スリの一味と間違えられた旅の男が、この一座に逃げ込んだ。役者くずれの流れ者芳之助だが、鶴木の機転で「弁天小僧」の一幕を見事にこなし、捕方の眼をくらますことができた。そこで、一座では喜久之助に邪恋を抱く楽之助の代役を頼もうとしたか、すでに芳之助の姿は見当らなかった。その芳之助は居酒屋たる平で鶴木に会い、初めて喜久之助に引き合わされた。喜久之助は百両という一座の借金を肩代りしてくれた但馬屋に、金で自由にされている身だが、芳之助に一目惚れ。鶴木と芳之助は喜久之助を但馬屋の金しばりから救おうと、イカサマ賭博をたくらむが、胴元の竜運和尚に看破きれて失敗に終った。しかも、芳之助は楽之助の挑戦を受け、誤って殺してしまった。二人の勝負に百両を賭けて竜運に勝った鶴木は、喜久之助に金をやった。あやまちとはいえ人を殺めた明日のない芳之助にとって、喜久之助の甘い囁きも所詮は無縁のものだった。その夜、たる平に現われた芳之助に、お光はすすんで身を任せた。喜久之助が但馬屋に返した金はニセ金と判り芳之助は奉行所にひかれた。が、鶴木の芝之助に対する友情に動かされた竜運が、自分こそニセ金つくりだと名乗り出て、芳之助は喜久之助と抱き合うことができた。ところが、嫉妬にもえるお光が、楽之助殺しの下手人は芳之助だと訴え出たので、またもや芳之助に追手が迫ったが、喜久之助のはからいで芳之助は逃げた。一方、鶴木は米の買い占めで暴利をむさぼっている但馬屋を斬り捨て、竜運和尚も破牢して自由の身となった。はるか両国の夜空を焦がす火の手を仰ぎながら、竜連は江戸でニセ金つくりを続けて世の中をぶちこわしてやると豪語し、鶴木は喜久之助が芳之助のあとを追って江戸を出るのを見守ってやろうと呟き、旅に出る芳之助を見送るのだった。

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