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香港の夜

  • ほんこんのよる
  • A Night in Hongkong
  • A Night in Hongkong


  • 平均評点

    64.0点(23人)

  • 観たひと

    42

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    7

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/7/1
上映時間 118分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督千葉泰樹 
脚本井手俊郎 
製作藤本真澄 
鍾啓文 
撮影西垣六郎 
美術河東安英 
費伯夷 
音楽松井八郎 
録音小沼渡 
照明西川鶴三 
スチル吉崎松雄 

キャスト

出演宝田明 田中弘
司葉子 木村恵子
尤敏 呉麓紅
草笛光子 謝玉蘭
王引 張千里
尤敏 王阿成
金伯健 王阿福
中村哲 鄭青竜
藤木悠 石河省三
小泉博 泉支社長
メリー・マック 女事務員
清水元 部長
土屋嘉男 同僚A
山本廉 同僚B
野村浩三 同僚C
三島耕 同僚D
木暮実千代 松山好子
加東大介 松山健吉
笹るみ子 松山清子
村瀬幸子 松山加代
上原謙 木村隆造
東郷晴子 木村俊江
浜美枝 木村明子
岡部正 田中吾郎
笹るみ子 田中幸子
三田照子 雲仙旅館女中
小川安三 雲仙旅館番頭
堺左千夫 スリの男
広瀬正一 壮漢A
中山豊 壮漢B
馬野都留子 旗亭の女将
中野トシ子 アパート掃除婦
土屋詩朗 ダンスホールの支配人

解説

香港のキャセイ・オーガニゼーションと提携になるメロドラマで、「妻として女として」の共同執筆者・井手俊郎の脚本を、「銀座の恋人たち」の千葉泰樹が監督した。撮影は「福の神サザエさん一家」の西垣六郎。

あらすじ

海外特派記者の田中弘は、香港の九竜飛行場へ四十八時間の滞在ビザをもって降り立った。迎えにきていた同僚石河の案内で訪れたダンスホールで、日本語を話す中国の女謝玉蘭を知った。だが、弘は旅の疲れから倒れ、玉蘭の室のベッドへ臥した。玉蘭と同じアパートに庄む呉麗紅が看病してくれた。彼女の母は日本人で、戦争中日本へ逃れたまま行方が知れなかった。翌夜、二人は小舟で月の光のさす海をどこまでもさまよった。羽田に着いた弘を、スポーツカーに乗った幼なじみの恵子が迎えた。弘は、父母の墓まいりと兄の吾郎にあうため、雲仙におもむいた。恵子も妹の明子を伴って追ってきた。石河が怪我をしたという電報が入り、弘は再び香港へ飛んだ。石河は麗紅の勤める王阿成の店の車に衝突したのだった。石河を見舞った弘を、阿成は食事に招待した。阿成一家が麗家を王家の嫁として迎えたい意向をもらした。麗紅は困惑した。数日後、麗紅は失踪した。玉蘭が、弘に彼女の居所を教えた。マカオにある麗紅の伯父張千里の許を訪れ、弘は麗紅に求婚した。しかし、麗紅は国籍のちがう二人の愛情を信じることができなかった。やがて、石河の怪我も治り、弘も東京へ戻ることになった。張は弘に麗紅の母好子の捜索を依頼した。苦心の末、弘は好子をさがし出した。麗紅が羽田に着き、好子の胸に抱かれた。しかし、麗紅は好奇の目で見られるのに耐えるなくなり、香港へ戻った。一方、弘はラオスへ派遣を命ぜられた。恵子は弘の麗紅への愛が深いのを知ると、フランスへ発つ決心をした。香港で、弘は再び麗紅に求婚した。二人は心からおたがいの幸福を信じあった。だが、ラオス戦線は、再び弘を麗紅の許に戻らせなかった。駈けつけた恵子とともに、麗紅は思い出の丘の上に立ちつくした。

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