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舞妓の上京

  • まいこのじょうきょう
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  • 平均評点

    56.1点(10人)

  • 観たひと

    11

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/6/19
上映時間 60分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督森永健次郎 
脚色川崎俊祐 
原作八住利雄 
企画大塚和 
撮影藤岡粂信 
美術西亥一郎 
音楽八洲秀章 
録音古山恒夫 
照明森年男 
編集丹治睦夫 
スチール目黒祐司 

キャスト

出演田代みどり 小えん
浜田光夫 杉本修吉
奈良岡朋子 よしえ
吉行和子 妹喜美子
清水将夫 柴田
原恵子 妻高子
高野由美 よね
梅野泰靖 小山先生
伊藤寿章 谷山重役
堺美紀子 大西の妻
小夜福子 やかたのおかみ
嵯峨善兵 吉原
菊地靖子 松子
三浜元 巡査A
菊田一郎 巡査B
漆沢政子 旅館の女中
村山和也 タクシーの運転手
近江大介 駅員
葵真木子 女中
須田喜久代 芸者A
久木登紀子 芸者B
石丘伸吾 林幸吉

解説

八住利雄の原作を、川崎俊祐が脚色し、「胸の中の火」の森永健次郎が監督した青春編。撮影担当は「明日に向って突っ走れ」の藤岡粂信。

あらすじ

十六歳の舞妓小えんは特急こだまで東京見物にやって来た。小えんの連れはおかみの知り合いで東京の芸者よしえ。小えんが上京する本当の目的は、東京の馴染み客の借金徴収だった。よしえは小えんに同情した。東京に着いた小えんはだらりの帯の舞妓姿で、まず評論家小山を訪ねた。が、あっさりとだまされた。商事会社の重役谷山も部長の西山も冷たかった。途方にくれた小えんは夕方の公園でしょんぼりしていた。そこで小学校の同級生修吉と何年ぶりかで再会した。彼女の心もしだいに晴れてきた。修吉は昼間酒屋で働き、夜学に通っていた。彼のアパートを訪ねると、修吉の母よねが上京の車中で隣合せた老婆だったので二度びっくりした。三人で明日は遊覧バスに乗る約束をした。小えんの厄介になっているよしえのところへおかみが病気で、小えんの旦那取りの話があるから帰すようにといってきた。よしえの旦那は小えんに同情した。東京見物を終えた夜、柴田は小えんをナイトクラブに案内した。そこで小えんは借金も返さぬくせに、女とふざけちらしている男たちをみて、大人の世界に失望した。修吉を訪ねた小えんは楽しい一刻を過し、日本一の舞妓になる決心をし、京都に帰ることにした。何も知らぬ小えんを、よしえ、修吉、柴田が見送った。列車がみえなくなると、柴田はよしえにそっといった。「二、三日中に京都に行って、小えんを養女にしてくる、そして学校にも通わせよう」。小えんを乗せた列車は富士の裾野を西に向って走っていた。

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