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恋とのれん

  • こいとのれん
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  • 平均評点

    66.3点(12人)

  • 観たひと

    20

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1961
公開年月日 1961/4/28
上映時間 86分
製作会社 松竹大船
配給 松竹
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督番匠義彰 
脚本柳沢類寿 
管野昭彦 
製作山内静夫 
撮影生方敏夫 
美術逆井清一郎 
音楽牧野由多可 
録音小林英男 
照明豊島良三 

キャスト

出演淡島千景 松岡たみ
桑野みゆき 松岡由利
山下洵一郎 三浦信次
佐野周二 河原田友吉
小坂一也 坂巻富二
織田政雄 中西
高橋とよ かね
伴淳三郎 黒沢
北龍二 長谷川
九条映子 本堂ちか子
峯京子 千駒
E・H・エリック チャールス・ミルトン
浦辺粂子 菅沼ふさ
清川新吾 菅沼作治
中圭子 鈴木洋子
大泉滉 田辺保太郎
福岡正剛 木村
山本豊三 大島力
牧紀子 お蔦

解説

「兵六大臣行状記 漁色のこよみ」の柳沢類寿に管野昭彦が加わった共同脚本を、「渦」のコンビ番匠義彰と、生方敏夫が監督、撮影した。

あらすじ

上野の湯島天神下に創業以来実に百五十年という古いのれんを誇る純日本風の旅館まつおかの女主人おたみは、一人娘の由利と二人、女手ひとつで旅館を経営していたが、オリンピックを前にまつおかを近代的ホテルに改築する計画を持っていた。弁天ホテルの次男坊坂巻は由利と一緒になろうと明治文学研究のために彼を頼って来日したミルトンを由利の家に下宿させるほどの熱心さである。彼の意中を察して中西旅館の主人夫婦が橋渡しを買って出ていた。しかし由利は板前の信さんに想いを寄せている。信さんもまた、彼女に惚れているのだが、気の強い二人は喧嘩ばかりしているが、彼の下宿の娘でデパートの店員をしているちか子が信さんに夢中であるため由利は気が気でない。そのうえ、芸者の千駒も信さんに岡惚れしているのだから由利にとっては面白くないのである。そんな時、旅館組合の熱海見学旅行がやって来た。中西はたみに由利も連れてくるように言って、坂巻も熱海に引っぱり出した。熱海での夜、たみのホテル建設の協力者である商事会社の社長長谷川からたみへの電話を受けた由利は、母が浮気していると思いこんでしまった。しかし、たみは昔まつおかで板前をしていた恋人の友さんと二十年振りであっていた。友さんは、まつおかのひとり娘と板前とでは身分か違うといった身を引いて熱海に流れて来ていたのだった。それから数日後、東京では同じ運命が由利と信さんの上にあった。中西旅館の主人から由利と坂巻との縁談を聞かされた信さんは郷里の松島に帰ってしまった。そこへ、折よく北海道へ流れて行く友さんが中西旅館へやって来た。一切を知った由利は友さんを無理にくどいてまつおかのチーフ板前にしてしまい、信さんの後を追って松島に飛んでいった。

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1961年5月上旬号

日本映画紹介:恋とのれん