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死刑台への招待

  • しけいだいへのしょうたい
  • Return from The Ashes
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  • 平均評点

    52.0点(3人)

  • 観たひと

    8

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 イギリス
製作年 1965
公開年月日 1966/4/9
上映時間
製作会社 J・リー・トンプソンプロダクション
配給 ユナイト
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

出演マクシミリアン・シェル Stanislaus Pilqrin
サマンサ・エッガー Fabienne
イングリッド・チューリン Dr. Michele Wolf
ハーバート・ロム Dr. Charles Brovard
Talitha Pol Claudine
ウラデク・シーバル Manager
ジャク・ブリュニュー 1st Detective
アンドレ・マランヌ 2nd Detective
Yvonne Andre Woman in Train
John Serret Man in Train
パメラ・スターリング Mother in Train

解説

ユベール・モンティレ(邦訳“帰らざる肉体”)の原作を「カサブランカ」で四三年アカデミー賞受賞のジュリアス・J・エプスタインが脚色。製作・監督は「ナバロンの要塞」のJ・リー・トンプソン。撮影は「素晴らしきヒコーキ野郎」のクリス・チャリス、音楽はジョン・ダンクワースが担当した。出演者は「ニュールンベルグ裁判」のマクシミリアン・シェル、「コレクター」のサマンサ・エッガー、「沈黙」のイングリッド・チューリン、「暗闇でドッキリ」のハーバート・ロムなど。

あらすじ

一九三八年、女ながらもミシェール(I・チューリン)は博士として同僚のチャールズ(H・ロム)と放射線医学の研究に従事していた。スタン(M・シェル)と初めて逢ったのもその頃のことで、スタンはポーランドからパリへ亡命しているチェスの名手だった。二人は急速に結ばれ、そして結婚した。だが、ドイツの侵略はヨーロッパにも及び、ユダヤ人であるミシェールはナチに連れ去られた。それから七年。スタンは、美しく成長したミシェールの先夫の娘ファビ(S・エッガー)と同棲していた。大戦中に、ミシェールの親類縁者すべてが死亡したので、その遺産の相続権は、ミシェールの義理の娘ファビが受けつぐのだが、ミシェールの死が確かめられぬ限り、三十年を待たなければならなかった。こんなところヘアウシュヴィッツから、ミシェールが帰って来た。彼女の死を信じこんでいたスタンは仰天した。三人の生活が始まったが、スタンを愛するファビには、スタンと義母ミシェールの生活が耐えられない苦しさだった。こんな三角関係も長くは続かなかった。スタンとファビの情事はばれた。金を貰って外で生活することになったファビは、義母殺害の完全犯罪を計画しその方法をスタンに告げた。ファビが、邸を出る日、二人はもう一度計画を練った。翌朝、ファビは自室の風呂場で溺死していた。酒瓶があり事故死とされた。邪魔のいなくなったスタンは殺害計画を実行隣した。町までチェスに出かけてアリバイを作り、金庫に贈物があるとミシェールに電話した。電話器に拳銃の発射音が入った。翌朝邸に帰ったスタンは、金庫から仕掛けた巻銃をはずし、朱に染まって倒れているミシェールの手に拳銃を握らせ、警察に電話した。そして再び金庫の前に戻った時、そこから妻の死体は消えていた。仰天するスタンの前に刑事三人と、ミシェールとチャールズが現われた。スタンから電話の時、ちょう度チャールズが来合わせており、ミシェールが金庫を半分開ける時、横にいたチャールズには、拳銃が見えたのだった。

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