西洋とは違う宗教観…

カナダ人の作家がインド人の彼に話を聞いているという流れで出来ていたけれど、アジア的な宗教観とか、虎との関係とか、実によく描けていた。ラストの病院での話もよくできていて、それなりに原作に近いのでしょうが、監督が、アン・リーということもあるでしょうね。

動物園やサーカスの虎を使うにしても、痩せさせたり大丈夫かと思ったら、ほとんどCGだったらしい。予告でミーアキャットも出て来て、どういうことなのかと気になっていたけど、まぁ、そんなことが広い海の上、あるのかもね。そこやクジラのあたりはいかにもファンタジーだった。

船は日本船籍だったようで、救命ボートの中のものには、日本語もちらほら。日本人役の彼はTVドラマの「弁護士イーライのふしぎな日常」に出ていた人だよね？

3Dで見たけれど、とにかく、やはり大きなスクリーンで見て欲しい作品です。