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関ヶ原(2017)
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歴史好きとしては、こういうタイトルであれば、なんとなく予想はしつつも見てしまいますよね。 あんなたくさんの人の複雑な関係が絡んでいる出来事を、たった2時間強で描き出すのに無理があります。結局、概要をなんとなく整理して進めて行くしかありません。 ここから少しでも抜け出そうと、拠り所にしたのが「司馬遼太郎」原作ということだったと思いますが、うーん、石田三成と徳川家康が中心となり戦って、石田三成が負けたということに関しては、動かしにくい事実なので、そこになぞって描いていくと言うことだけで、まぁ、たんたんと進むことになります。 映画では、伊賀ものがいろいろと出てきますが、それだけが史実とどうなのか、司馬遼太郎の原作ではどう描かれているのか(残念ながら、わたし、この本は読んでいないのです)少し興味を持ったくらいです。 もう少し、誰か「だけ」に焦点を絞って(まぁ、この映画では石田三成に焦点を絞っているのでしょうけど、内面にまで踏み込めていないので、光成に同情する感じまでいきませんでした。そこまで狙っていないのかもしれませんが、だとしたら……うーむ)描いていくといいんじゃないかなぁ。 話の展開も速くて、歴史が苦手な方は、そのちょっとやりとりだけでは何がどうなっているのか分からなかったでしょうね。まだ、NHKの歴史ヒストリアのような番組の方が、歴史のことを理解できそうです。映画ですから、歴史を理解するために作ったわけでは内でしょうけど、だとしたら、よけい、もう少し、ストーリーを作り込んでほしかったです。司馬遼太郎原作だから仕方ないという逃げ方はできると思いますが。 人を殺めるという感覚。 この時代は、別に普通だったのでしょうか。 わたしは、できないなぁ。まぁ、もしかしたら、家族などが辱めを受けるとか何かきっかけがあれば、そういう他者を傷つけるという気持ちが芽生えるのか分かりません。でも、「義」のために、人を殺すという気持ちになるのはないなぁ。その時代は、それが普通という感覚だったからできたのかなぁ。 ちょっとわからない。 まぁ、今のわたしたちよりも、だからこそ、「命」を大切にして、1日1日、生きることを大切にしていたようには思います。 司馬遼太郎と言えば、つい数ヶ月前、大村益次郎を主人公とした「花神」を読みました。そして、今、Kindleで「峠」を読んでいます。やはり、なんだかんだいって書き方に癖がありますよね。それがたまらなく好きという人もいるのでしょうが。時間を見て、読み進めていきます。
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