人間は一人では生きてはいけない

きれいな人だな。きれいな人に弱い。

宇宙空間の旅。冬眠で旅行する数千人の人たち。
しかし、機械の一つにトラブルがおき、自分だけが起きてしまう。
到着するのはあと、90年以上先。

さて、自分一人がこの宇宙船で生き、冬眠している誰もが目覚めるころには自分だけが死んでしまう……。
そんな設定。
ＳＦだから。これにどれだけリアリティを持たせることができるかなのだろう。

確かになぁ。一人で生き続けるのは無理だよなぁ。

映画「スピード」で人間は特殊な状態で男女が密接につきあえば、お互いを好きになってしまう……のようなセリフを最後の最後のところでつぶやいていたが、確かに現実にもそうだと思うし、この映画はそこの心理をうまく用いている。

スケールが大きく、宇宙や宇宙船、そして女性がきれいで飽きずに見れたが、映画として名作かというと、そこまで記憶に残るものではないかなぁ……。