18歳のフィリップ(ジョン・ストックウェル)とマーロー(マイケル・ダディコフ)は、1950年代の初期に作られた核シェルターで14年間くらし、2000年に外に出る決意をする。彼らが飛び出した世界は、荒涼とした見たこともないような光景で、そこで2人はマイルズ(リサ・ブロント)という女に会った。核戦争のために恋人を失ったマイルズは、アメリカを憎悪していた。彼女が車の中に忘れていった鍵を、フィリップとマーローが持っていると、女バイカーの集団がやって来て、その鍵を狙った。かろうじて逃げ出た2人は、“エッジ・シティ”と書かれた入り口に着き、そこでも、幼ない子供に銃をつきつけられ、“鍵”をよこせと脅される。2人は、マイルズが忘れていった“鍵”が何なのか見当もつかず、殺されかけていたラスティ(ミッシェル・リトル)という少女を救けたことから、彼女の仲間のところに連れていかれ、そこで懐かしの40年代を味わうのだった。ラスティも鍵を狙っており、2人は宙吊りにされ、またおどされた。その鍵が、権力者になるために必要なことを知った。さらに、そして、やっとその鍵が核弾頭を爆発させるのに使うことも知るのだった。地球に生き残った者たちのこの醜い争いにイヤ気がさしている頃、まだ3歳と4歳という子供だったフィリップとマーローを核シェルターに置き去りにしていったチャンドラー(ジョージ・ケネディ)とハーマー(ドン・マレイ)が、彼らの前に再び現われるのだった。