ファッションデザイナーの入江ユキ(安蘭けい)は、自身のブランドのファッションショー前日に自動車事故により落命するが、死んだことに気付かないままショーの会場へ。誰にも見られず声も届かず、混乱しているところに、天界のガイド(永山たかし)がお迎えにやって来る。しかしまだ死ねないとの思いに突き動かされ、ユキはその場から逃げてしまう。街をさまよい歩くうちに深夜になり、靴のデザイナーを志す学生の服部光司(古舘佑太郎)と出会うユキ。午前0時から3時の霊界タイムと呼ばれる間だけ光司は何故かユキの姿が見え、会話もできた。互いの人柄に触れ合ううちに二人の心に温かな感情が芽生え始めるが……。