第二次世界大戦後のドイツで「社会を彫刻する」ことを掲げ、世界中を攪乱した芸術家ヨーゼフ・ボイスの人生に迫るドキュメンタリー。膨大な数の資料映像と新たに撮影された関係者へのインタビューを交え、その様々な芸術活動とボイスの知られざる傷を見つめる。出演は、ヨーゼフ・ボイス、美術評論家のキャロライン・ティズダル、美術史学者のレア・トンゲス・ストリンガリス、美術史学者/アートコレクターのフランツ・ヨーゼフ・ヴァン・デル・グリンテン、作家のヨハネス・シュトゥットゲン、アーティストのクラウス・シュテーク。撮影を「みつばちの大地」のヨーク・イェシェルが担当。監督は『ブラック・ボックス・ジャーマニー』『芝居に夢中』のアンドレス・ファイエル。