名古屋に住む社長令嬢・彩花(吉本実憂)は、何不自由なく育ち、何事にも物怖じしない性格。就職活動で面接を受けても、上から目線で受け答えをしてしまう。白が好きな彼女はホワイト企業だからという理由で名古屋のメーカーに就職。企画部に配属されるが、そこは部下は上司に奴隷のようにひたすら従うパワハラ体質のところで、彩花はこれまでに味わったことのない屈辱に直面する。それでも敬語が使えないどころか指示に従わず、白スーツをキメてやってくる彼女は、部の実質的リーダーでカリスマプレゼンターである翔平(波岡一喜)と衝突してばかりだった。社内で厄介者と噂されるようになった彩花はついにクビを宣告され、時同じくして父の会社が倒産。そんな中、社運を賭けたコンペティションに翔平のかつての部下で因縁のライバルが現れる。苦難の中、彩花に女性ならではの企画が託される。