ティミー(ジョン・プロヴォスト)が彼の愛犬ラッシーと釣をしている時、近くに気球が下りてきた。それはサーカスの宣伝のためのものだった。ティミーとラッシーは気球を、ものめずらしげに見ていたが、そのうちに空模様があやしくなり、やがて嵐になった。強風のため気球はティミーとラッシーをのせたまま空高く舞い上がり、遠くカナダまで流された。ティミーの工夫で気球はどうにか着地に成功した。彼らは水を求めて森林の中を歩き続けた。その頃ティミーの両親は民間航空パトロール隊と騎馬警官隊の協力を得て捜査を始めた。森の中を行くティミーたちの前に猪が現われ、ラッシーと大格闘、怪我をしたラッシーをつれてティミーはやっと川にたどりついた。いかだを作り、川を下ったが激流にのまれティミーはインディアンに助けられた。一方ティミーを探し歩くラッシーの姿は警官隊の目にとまり、彼らは一緒にティミーを探し続けた。その頃ティミーは父が自分を探しているのを知った。インディアンのもとを逃れ、やっと両親に会えたがこんどはラッシーが見えない。その時、例のインディアンがラッシーをかかえて走ってきた。ティミーとラッシーの喜びの再会だった。