夏休みで実家に帰って来ている大学生のトム(イーサン・ホーク)は、近所に住む美しい娘ジーナ(テリー・ポロ)に一目惚れなのだが、シャイなため、なかなかデートに誘えない。そんな矢先、突然家に帰った兄のクレイグ(ブライアン・マクナマラ)がデートをセッティングしてくれる。兄の車を拝借してファースト・デートに出かけた2人だったが、行く先々でトラブルに巻き込まれる。どうやら兄に間違えられているらしいトムは、兄の連絡先のディスコへ行ってみると、中国人の死体と血まみれのメッセージがあり、メッセージに従って行った中国料理店では、店のオーナーでギャングのボスのルー(B・D・ウォン)に、ジーナを人質に取られ、兄が隠しているテープを要求される。家に帰ったトムは部屋中が荒らされていることに気づいた。おまけに警察のヘリコプターやパトカーが家に向かってくるではないか。テープはルー一味と警察が、麻薬取引で通じていることの証拠品だった。ジーナを救うため戦うトムは、駆けつけた兄とFBIの助けを借りて、一味に勝利することができた。